アンドリュー・マイケル・オーバーミュラー(Andrew Michael Obermueller、1985年12月1日 - )は、アメリカ合衆国出身のプロ野球選手(内野手)。
来歴[]
MLB・ボルチモア時代[]
2008年MLBドラフト5巡目(全体172位)でトロントに指名され入団。2012年にボルチモア傘下へトレードされる。
2014年にメジャーデビューを果たし、この年は12試合の出場で2本塁打を放った。
2015年はレギュラーに抜擢され、136試合の出場で24本塁打をマークした。
2016年は不振に陥り、シーズン途中にセントルイスへトレード移籍した。
MLB・セントルイス時代[]
2016年7月にセントルイスへ入団し、この年はボルチモア時代から通して85試合に出場。13本塁打を放った。
2017年はシーズン前半に怪我をした影響もあって39試合出場、5本塁打を放つに留まる。オフに福岡レッドユニコーンズと契約した。
福岡レッドユニコーンズ時代[]
来日1年目の2018年は一塁手のレギュラーとして期待されると、開幕から打ちに打って一時は三冠王も狙えるほどの成績を残した。その後研究されたことでペースは落ちたものの、全143試合にフル出場し打率.269、33本塁打85打点をマーク。オールスターゲーム出場を果たし、ベストナインも受賞した。
2019年は前年と打って変わって開幕時は不調だったものの、日を追うごとに調子を戻していき、最終的には前年と同じ水準となる打率.266、32本塁打85打点の成績を残した。
2020年は前年と同じ139試合の出場で、研究されたことにより打率は.239と落としたが、パワーは見せつけ30本塁打を記録。
2021年は腰の不安から指名打者としての出場が多くなり、134試合の出場で打率.231は自己最低。それでも32本塁打82打点をマークしている。
2022年は腰痛の影響で69試合出場に留まり、打率.201、8本塁打28打点と来日後最低の成績に終わった。NPB通算1000塁打を達成したもののオフに福岡を自由契約となり、アメリカへ帰国。
福岡退団後[]
2023年は米独立リーグでプレーする。
選手としての特徴・人物[]
MLB通算44本塁打の、左右に打ち分けることのできる広角なバッティングが持ち味。守備は強肩だが、範囲は狭い。
詳細情報[]
年度別野手成績[]
年 |
球 |
試 |
打 |
打 |
得 |
安 |
二 |
三 |
本 |
塁 |
打 |
盗 |
盗 |
犠 |
犠 |
四 |
敬 |
死 |
三 |
併 |
打 |
出 |
長 |
O |
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2018 | 福岡 | 143 | 597 | 525 | 141 | 15 | 0 | 33 | 255 | 85 | 0 | 0 | 0 | 5 | 66 | 5 | 1 | 132 | 20 | .269 | .348 | .486 | .834 | |
2019 | 139 | 590 | 512 | 136 | 22 | 0 | 32 | 254 | 85 | 0 | 0 | 0 | 8 | 66 | 5 | 4 | 115 | 13 | .266 | .349 | .496 | .845 | ||
2020 | 139 | 520 | 443 | 106 | 13 | 0 | 30 | 209 | 79 | 0 | 0 | 0 | 6 | 68 | 6 | 3 | 108 | 15 | .239 | .340 | .472 | .812 | ||
2021 | 134 | 536 | 450 | 104 | 12 | 0 | 32 | 212 | 82 | 0 | 0 | 0 | 6 | 74 | 4 | 6 | 115 | 15 | .231 | .343 | .471 | .814 | ||
2022 | 69 | 238 | 209 | 42 | 6 | 0 | 8 | 72 | 28 | 0 | 0 | 0 | 1 | 25 | 3 | 3 | 56 | 6 | .201 | .294 | .344 | .639 | ||
通算:5年 | 624 | 2481 | 2139 | 529 | 68 | 0 | 135 | 1002 | 359 | 0 | 0 | 0 | 26 | 299 | 23 | 17 | 526 | 69 | .247 | .341 | .468 | .809 |
タイトル[]
表彰[]
- ベストナイン:2回(2018 - 2019年)
記録[]
- オールスターゲーム出場:2回(2018 - 2019年)
背番号[]
- 4(2018年 - 2022年)