デビッド・サミュエル・シェルドン(David Samuel Sheldon、1987年9月8日 - )は、アメリカ合衆国出身の元プロ野球選手(投手)。
来歴[]
メジャーリーグ時代[]
2010年アマチュアFAでヒューストンと契約。3Aでは通算3年で27勝を挙げたが、メジャーデビューは出来なかった。
2015年オフに自由契約となり、NPBの愛媛ブルークラウンズとKBO・ソウルとで争奪戦が勃発。最終的には愛媛と契約した。
愛媛ブルークラウンズ時代[]
来日1年目の2016年は当初日本の環境に馴染み切れていなかったが、先発ローテーションが崩壊していたこともあり一軍での登板を重ねた。中盤からは調子を上げて、最終的には負けが先行したものの7勝12敗、防御率4.25を記録した。
2017年も序盤は不振で、一時は中継ぎにも回ったが、最終的には前年と同じ23試合に登板。防御率は4.43と落ち込んだが、前年を上回る8勝を挙げた。
2018年は5月下旬に打球直撃による爪の損傷があって一時期先発ローテーションを外れたが、それ以外は概ね1年を通して先発ローテーションの一角として投げ通した。ケガが響いて規定投球回には届かなかったが、8勝10敗、防御率4.27をマークした。
2019年は右肘痛もあり、14試合の登板に留まって5勝6敗と不本意な成績に終わった。オフに自由契約となり、本人は日本球界でのプレーを希望したが、最終的にはマイナーリーグへ復帰した。
MLB・ボストン時代[]
2020年にボストン傘下AAAに移籍。2021年に33歳にしてメジャーデビューを果たし、6月に先発で2試合に登板した。白星を挙げることは出来ず7月にDFAとなり、残りのシーズンをマイナーで過ごした後のオフシーズンに現役引退を表明した。
選手としての特徴・人物[]
196cmの長身から放たれる、角度のある150キロ台中盤の速球が持ち味。変化球に課題は残るが、調子が良ければ速球の威力だけで相手打線を封じることが出来るパワーピッチングが武器。
詳細情報[]
年度別投手成績[]
年 |
球 |
登 |
先 |
完 |
完 |
無 |
勝 |
敗 |
セ |
ホ |
勝 |
打 |
投 |
被 |
被 |
与 |
敬 |
与 |
奪 |
暴 |
ボ |
失 |
自 |
防 |
W |
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2016 | 愛媛 | 23 | 23 | 1 | 1 | 0 | 7 | 12 | 0 | 0 | .368 | 144.0 | 137 | 12 | 51 | 0 | 2 | 130 | 5 | 8 | 72 | 68 | 4.25 | 1.31 | |
2017 | 23 | 20 | 0 | 0 | 0 | 8 | 11 | 0 | 0 | .421 | 128.0 | 118 | 11 | 50 | 0 | 3 | 101 | 6 | 3 | 68 | 63 | 4.43 | 1.31 | ||
2018 | 21 | 21 | 0 | 0 | 0 | 8 | 10 | 0 | 0 | .444 | 135.0 | 121 | 10 | 46 | 1 | 6 | 105 | 4 | 2 | 68 | 64 | 4.27 | 1.24 | ||
2019 | 14 | 14 | 0 | 0 | 0 | 5 | 6 | 0 | 0 | .455 | 83.1 | 77 | 8 | 27 | 1 | 2 | 60 | 3 | 0 | 43 | 40 | 4.32 | 1.25 | ||
NPB:4年 | 81 | 78 | 1 | 1 | 0 | 28 | 39 | 0 | 0 | .418 | 490.1 | 453 | 41 | 174 | 2 | 13 | 396 | 18 | 13 | 251 | 235 | 4.31 | 1.28 |
タイトル[]
表彰[]
記録[]
背番号[]
- 56(2016年 - 2019年)
- 76(2021年)