下田 純太(しもだ じゅんた、1990年4月9日 - )は、北海道旭川市出身のプロ野球選手(内野手)。
来歴[]
プロ入り前[]
旭川高時代は投手としてプレーしたが、目立った成績を残すことは出来ず、甲子園出場もなし。
一般入試を経て北斗国際大に入学後、内野手へ転向。リーグでは2年春からレギュラーに定着し才能が開花、高い身体能力を生かして遊撃手として通算6季で打率.322、6本塁打を記録した。
2012年育成ドラフトで東海グランパスが3位指名し入団。入団当時の背番号は206。
東海グランパス時代[]
2013年は春季キャンプ中にシート打撃の最中に右手首有鈎骨を骨折したことによりスタートが出遅れ、その後も二軍では出番がなくフューチャーズ戦や練習試合では出場機会を得られたものの、公式戦の出場はなかった。
2014年は二軍で33試合に出場し打率.208、2本塁打9打点とアピールしきれなかった。
2015年は5月ごろから頭角を現して遊撃手のレギュラーに定着し好調を維持。その実績が評価されて6月22日に支配下登録された。背番号は59に決定。その後8月に初の一軍昇格を果たし、そのまま一軍では9試合に出場。プロ初安打と初打点を記録した。二軍では64試合に出場して打率.278、7本塁打33打点をマークしている。
2016年は当初二軍で出場を重ねていたが、一軍で桜井将希が骨折により離脱したことで内野手補充のために一軍へ昇格。そのまま渡辺和真、中田秀明らと二遊間でスタメンを張って自己最多48試合に出場。打率.208、プロ初本塁打を含む3本塁打に14打点を記録して一軍定着への足掛かりを掴んだシーズンとなった。
しかし2017年は桜井が復帰して一軍の枠がなくなり、二軍でも規定打席にこそ到達したものの84試合で打率.218、5本塁打35打点と振るわずに一軍出場がなかった。
2018年は2年振りに一軍出場を果たしたが、12試合に出場し11打数2安打のみに終わっている。オフに山崎龍太・梶原佳紀とのトレードで、大塚能久とともに広島ユニオンアスレチックスへ移籍した。
広島ユニオンアスレチックス時代[]
移籍1年目の2019年は39試合に出場し3年振りに本塁打を放ったが、一軍定着とまでは行かなかった。
2020年は代走要員としてのプレーが多く、出場試合は前年と同じく39試合だったが、打席数は15に終わっている。
2021年はスーパーサブとして自己最多50試合に出場し、2年振りに本塁打を放った。打撃成績は打率.225、1本塁打7打点。
2022年は蔵間和輝や堀侑斗らに出場機会を奪われがちになり、広島移籍後では最少の24試合出場に留まった。
2023年はバックアップを中心に47試合に出場。打率.221、6打点に3盗塁をマークした。
選手としての特徴・人物[]
50m5.8秒、遠投110mを計測する高い身体能力が武器の選手。守備はその身体能力を生かし派手なプレーが多い一方で、やや確実性に欠ける部分もある。
詳細情報[]
年度別野手成績[]
年 |
球 |
試 |
打 |
打 |
得 |
安 |
二 |
三 |
本 |
塁 |
打 |
盗 |
盗 |
犠 |
犠 |
四 |
敬 |
死 |
三 |
併 |
打 |
出 |
長 |
O |
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2015 | 東海 | 9 | 18 | 16 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 6 | 1 | .188 | .278 | .188 | .465 | |
2016 | 48 | 110 | 101 | 21 | 2 | 0 | 3 | 32 | 14 | 3 | 3 | 1 | 0 | 8 | 0 | 0 | 29 | 4 | .208 | .266 | .317 | .583 | ||
2018 | 12 | 11 | 11 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | .182 | .182 | .182 | .364 | ||
2019 | 広島 | 39 | 82 | 76 | 18 | 2 | 0 | 1 | 23 | 5 | 2 | 1 | 1 | 0 | 5 | 0 | 0 | 20 | 1 | .237 | .284 | .303 | .587 | |
2020 | 39 | 15 | 13 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 4 | 0 | .154 | .267 | .154 | .421 | ||
2021 | 50 | 81 | 71 | 16 | 3 | 0 | 1 | 22 | 7 | 5 | 2 | 2 | 0 | 7 | 0 | 1 | 16 | 1 | .225 | .304 | .310 | .614 | ||
2022 | 24 | 17 | 16 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 | 0 | .188 | .235 | .188 | .423 | ||
2023 | 47 | 74 | 68 | 15 | 3 | 0 | 0 | 18 | 6 | 3 | 1 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 18 | 1 | .221 | .284 | .265 | .548 | ||
通算:8年 | 268 | 408 | 372 | 80 | 10 | 0 | 5 | 105 | 33 | 20 | 10 | 4 | 0 | 31 | 0 | 1 | 100 | 8 | .215 | .277 | .282 | .559 |
タイトル[]
表彰[]
記録[]
背番号[]
- 206(2013年 - 2015年6月21日)
- 59(2015年6月22日 - 2018年)
- 58(2019年 - )
登場曲[]
- 「NO MORE CRY」D-51
関連項目[]
広島ユニオンアスレチックス 2024 | |
監督・コーチ | |
監督 | 73 仲井忠俊 |
一軍コーチ | 74 中村慎吾(ヘッド) | 77 井上利基(投手) | 90 橋本慶浩(投手) | 79 原田康久(バッテリー) | 2 高沢好康(バッテリー補佐) | 78 中澤恵輔(打撃) | 87 諏訪部竜輔(打撃) | 71 稲葉亮太(内野守備走塁) | 76 宮田奨吾(外野守備走塁) |
二軍監督・コーチ | 72 加藤雅博(監督) | 80 梶本哲哉(投手) | 86 高野誠(投手) | 82 勝俣和樹(バッテリー) | 88 林隆一(打撃) | 81 江村慎太郎(打撃) | 75 服部裕将(内野守備走塁) | 83 山本雅人(外野守備走塁) |
三軍コーチ | 89 並木克幸(統括) | 84 堀之内潤(投手育成強化) |
支配下選手 | |
投手 | 11 後藤大希 | 12 大久保慎也 | 13 岩﨑聖也 | 14 印牧慎吾 | 16 辻峻哉 | 17 バレンティン | 18 横尾諒太 | 19 神山翔吾 | 21 菊池賢司 | 24 高橋泰地 | 26 髙橋裕幸 | 28 田中倫樹 | 29 大宮将雅 | 30 大抜淳基 | 34 大坂遥人 | 35 大塚能久 | 37 向井翔平 | 38 江沢煌太 | 39 駒形竜蔵 | 41 大道マイケル | 42 レイ | 43 河田太紀 | 46 望月琉生 | 47 岩永瑞希 | 48 勝呂大介 | 49 アップトン | 57 相沢佑樹 | 60 ダニエル | 62 小沢孝介 | 63 川畑元樹 | 64 滝沢直人 | 66 大西雄貴 | 96 伊勢一真 |
捕手 | 2 高沢好康 | 22 宇垣誠一 | 27 久我翔太郎 | 31 永井諒 | 32 古川彪 | 44 竹岡尚真 | 65 落合健太 | 70 高山和也 |
内野手 | 00 外山真矢 | 0 蔵間和輝 | 4 高久智裕 | 7 森川晃教 | 20 鹿島悠一 | 33 遠藤拓真 | 36 松井海斗 | 40 松崎亮 | 51 堀侑斗 | 52 メイ | 53 マーフィー | 54 荒木優磨 | 55 高安悠斗 | 58 下田純太 | 59 庄司啓輝 | 61 山﨑大雅 | 69 コマツバラ |
外野手 | 6 小笠原峻一 | 9 廣嶋健二郎 | 10 森島慶幸 | 23 石川茉央 | 45 高崎大聖 | 50 野川慎平 | 56 松井豪 | 67 菅野慶侑 | 68 横田悠真 | 85 ミヤザキ | 99 福島謙太郎 |
育成選手 | |
投手 | 123 小泉良介 | 124 赤木圭 | 127 天野響也 | 130 吉田唯人 | 131 松岡健太 | 141 マルテ |
捕手 | 122 丸山チアゴ一朗 |
内野手 | 142 アルカンタラ |
外野手 | 125 岸大地 | 126 重政樹希也 |
東海グランパス 2012年ドラフト指名選手 | |
新人選手選択会議 | 1位:大塚能久 | 2位:山本悠太 | 3位:大山怜 | 4位:富田直樹 | 5位:魚住正雄 | 6位:藤巻崇広 |
育成選手選択会議 | 1位:沢木順司 | 2位:大内尚樹 | 3位:下田純太 | 4位:高木剣 | 5位:村田正良 |