丹羽 大賀(にわ たいが、2003年9月14日 - )は、愛知県丹羽郡扶桑町出身のプロ野球選手(投手、外野手)。
来歴[]
プロ入り前[]
社会人野球の選手だった父を持った影響で幼い頃から野球を始め、小学生時代はリトルリーグで投手として活躍。中学生時代はシニアリーグに所属した。
愛知学館大附愛知高では1年秋の時点で最速145キロのストレートを武器にエースとして活躍する傍ら、外野手も兼任して長打力を武器にプレー。甲子園には3年春・夏と連続で出場し、3年春はベスト4。3年夏は自己最速154キロをマークし、2本塁打を放ってベスト8入りを果たした。高校通算71本塁打。
2021年ドラフトでは北海道ホワイトフォックス、東京ライオンズ、横浜マリナーズ、東海グランパス、大阪ゴールドモンキーズ、神戸セネタースの6球団が丹羽を1位で指名。抽選の結果、地元の東海グランパスが交渉権を獲得し、入団に至った。プロでは二刀流としてプレーする。
プロ入り後[]
ルーキーイヤーの2022年は主にファームで出場を重ね、二軍で投手として18試合に登板し10勝を挙げ最多勝を受賞。打者としては46試合で打率.279、7本塁打をマークした。シーズン最終盤に一軍へ打者限定で昇格すると3試合に出場し、プロ初打席で初本塁打を放つ活躍を見せた。
2023年は開幕一軍入りを果たし、まず野手として開幕スタメンを経験。開幕3戦目にプロ初登板初先発を記録したが、初先発は6回途中2失点ながら打線の援護なく敗戦投手となり、打者としても3打数無安打に終わった。しかし投手としては2戦目でプロ初勝利をマークすると、シーズンでは12試合に先発し6勝3敗と勝ち越し、防御率は3.34をマーク。打者としては73試合に出場し打率.242、8本塁打36打点をマークした。7月にはオールスターゲーム出場を果たしてそこでも二刀流としてプレー、オフにはパ・リーグ新人王を受賞した。
選手としての特徴・人物[]
投手としては最速154キロの剛速球と縦のスライダー、チェンジアップ、スラーブなど多彩な変化球を交える本格派のピッチングスタイルを取る。
野手としては高校通算71本塁打の長打力と50m5.9秒の俊足、そして強肩を武器とする。
詳細情報[]
年度別投手成績[]
年 |
球 |
登 |
先 |
完 |
完 |
無 |
勝 |
敗 |
セ |
ホ |
勝 |
打 |
投 |
被 |
被 |
与 |
敬 |
与 |
奪 |
暴 |
ボ |
失 |
自 |
防 |
W |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023 | 東海 | 12 | 12 | 0 | 0 | 0 | 6 | 3 | 0 | 0 | .667 | 67.1 | 62 | 5 | 22 | 0 | 2 | 62 | 2 | 0 | 27 | 25 | 3.34 | 1.25 |
年度別野手成績[]
年 |
球 |
試 |
打 |
打 |
得 |
安 |
二 |
三 |
本 |
塁 |
打 |
盗 |
盗 |
犠 |
犠 |
四 |
敬 |
死 |
三 |
併 |
打 |
出 |
長 |
O |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022 | 東海 | 3 | 11 | 10 | 3 | 0 | 0 | 1 | 6 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 1 | .300 | .364 | .600 | .964 | |
| 2023 | 73 | 299 | 269 | 65 | 12 | 0 | 8 | 101 | 36 | 4 | 1 | 0 | 3 | 24 | 1 | 3 | 65 | 4 | .242 | .308 | .375 | .683 | ||
| 通算：2年 | 76 | 310 | 279 | 68 | 12 | 0 | 9 | 107 | 39 | 5 | 1 | 0 | 3 | 25 | 1 | 3 | 68 | 5 | .244 | .310 | .384 | .693 | ||
タイトル[]
表彰[]
- 新人王：1回(2023年)
記録[]
- オールスターゲーム出場：1回(2023年)
背番号[]
- 19(2022年 - )
登場曲[]
- 「心絵」ロードオブメジャー(登板時)
- 「PLAY THE GAME」ロードオブメジャー(打席時)
関連項目[]
| 東海グランパス 2024 | |
| 監督・コーチ | |
| 監督 | 74 安達真一郎 |
| 一軍コーチ | 77 高垣雅久（ヘッド） | 76 山口敦哉（投手） | 78 大森尚哉（投手） | 72 大嶺嘉久（打撃） | 80 早川照信（打撃） | 84 中里賢（内野守備走塁） | 75 伊地知嘉治（外野守備走塁） | 81 水沢孝人（バッテリー） | 92 小川猛也（コンディショニング） | 93 栖原直哉（コンディショニング） |
| 二軍監督・コーチ | 71 北村昇平（監督兼外野守備走塁） | 73 青木祐一郎（投手） | 88 成田寿浩（投手） | 86 長谷川元樹（打撃） | 82 近藤凌介（打撃） | 89 脇谷良照（内野守備走塁） | 91 高橋淳（バッテリー） | 94 日笠裕典（コンディショニング） |
| 三軍監督・コーチ | 96 松原拓哉（監督兼内野守備走塁） | 79 小山忠久（投手） | 85 荻原俊介（打撃） | 83 森良太郎（外野守備走塁）| 87 岡崎一矩（バッテリー） | 95 高橋雅人（コンディショニング） |
| 支配下選手 | |
| 投手 | 11 関慶裕 | 12 神野知希 | 13 荒木直矢 | 14 櫻井政康 | 15 藤澤雅親 | 16 柿原翔也 | 17 新井優翔 | 18 桑原雄大 | 19 丹羽大賀 | 20 尾崎輝 | 21 安達峻 | 23 菊池健太朗 | 26 佐伯勇吏 | 27 神坂郁祐 | 28 小松海士 | 29 宮﨑涼輔 | 30 井上雅哉 | 31 村田怜 | 32 前田蓮 | 33 十文字蒼空 | 34 大崎聖弥 | 40 河合基博 | 41 西郷悠輔 | 44 中田陸 | 48 風間由伸 | 58 マロッキ | 60 平野翔悟 | 61 大下将俊 | 63 重本駿斗 | 64 北村蓮 | 65 高瀬知規 | 67 大野翔 | 69 アリアス | 98 花田広生 | 99 ミランダ |
| 捕手 | 2 結城智也 | 22 子日貴啓 | 38 西尾隼汰 | 52 原敬志朗 | 57 山内航基 | 62 水谷徹 |
| 内野手 | 0 渡邉貴裕 | 1 清水聖貴 | 5 小野塚将崇 | 6 桜井将希 | 9 渡辺和真 | 10 森本洸佑 | 24 渡辺翔太 | 31 祖父江優也 | 36 澤井夏希 | 39 篠原智隆 | 47 高谷祐希 | 50 川島陽太 | 53 坪内加津佐 | 54 大橋優里 | 55 大下知恭 | 59 杉山悠生 | 70 佐藤涼真 |
| 外野手 | 7 新田拓也 | 8 上田真悟 | 25 稲垣大翔 | 35 ロドリゴ | 37 牧野敬将 | 42 ジョンソン | 45 山名星芽 | 46 吉竹力弥 | 51 折笠勇気 | 56 原口陽太 | 68 太田一星 | 90 バルデス | 97 岩城俊也 |
| 育成選手 | |
| 投手 | 201 広沢武蔵 | 211 石毛千晴 | 215 嶋孝太 | 219 田尻照喜 | 221 前原和希 | 223 浦田尚成 | 225 松尾維斗 | 231 曽我大弥 | 232 渋沢達郎 | 233 権藤崇史 | 234 米倉哲也 | 243 グリエル | 245 ヒメネス |
| 捕手 | 202 嶋田勇輝 | 203 小倉塁 | 208 宇佐美虎南 | 212 増田創太 |
| 内野手 | 204 三浦剛 | 205 野口甲斐斗 | 206 工藤大志 | 210 菅歩紀 | 213 三村雄吾 | 214 三村礼士 | 220 丸山竜平 | 226 猪子寛人 | 237 秦航祐 | 244 ペーニャ | 264 日吉健汰 |
| 外野手 | 209 林瑞樹 | 222 芝晶 | 224 瀬良誠 | 246 イノア |
| 東海グランパス 2021年ドラフト指名選手 | |
| 新人選手選択会議 | 1位：丹羽大賀 | 2位：佐伯勇吏 | 3位：吉竹力弥 | 4位：風間由伸 | 5位：浦田尚成 | 6位：水谷徹 |
| 育成選手選択会議 | 1位：嶋孝太 | 2位：大下将俊 | 3位：小倉塁 | 4位：三浦剛 | 5位：林瑞樹 | 6位：丸山竜平 | 7位：岩城俊也 |