奥野 祐也(おくの ゆうや、2001年1月7日 - )は、三重県伊勢市出身のプロ野球選手(内野手)。
来歴[]
プロ入り前[]
小学生時代に野球を始めた当初は投手を務め、中学生時代はシニアリーグに所属して全国大会ベスト4の経験を持つ。
高校は全国の強豪校から誘いがあったが、奥野は地元三重県からの甲子園出場にこだわり三重学園高へ進学。進学直後に制球難を発症して投手は断念したものの、強肩に注目した監督から遊撃手への転向を命じられてコンバートした。その後2年夏から遊撃手のレギュラーに定着し、3年夏には甲子園出場を経験した。甲子園では初戦(2回戦)で杉山悠生と石川茉央を擁した神奈川県の横浜中央高と対戦し、奥野は2安打を放ったものの1-6で敗れている。
高校ではプロ志望届を提出せず、卒業後は東城大に進学。ここでも入学直後に送球難に陥って二塁手へコンバートしたが大学時代を通して打撃は好調で、大学公式戦通算8季で103安打、6本塁打を記録した。大学選手権にも2度出場し、4試合で2本塁打をマークした。
2022年ドラフト2位で、神戸セネタースに指名され入団。
プロ入り後[]
ルーキーイヤーの2023年は春季キャンプから一軍に帯同し、相木健大や吉原修斗らと二塁手のレギュラー争いを繰り広げる。オープン戦での好調から「7番・二塁手」で新人開幕スタメンを勝ち取り、途中疲労を考慮されての登録抹消はあったものの1年を通して一軍でプレー、7月にはオールスターゲーム出場も果たした。シーズンでは115試合に出場し規定打席に到達、打率.258と6本塁打27打点13盗塁をマークし、パ・リーグ新人特別賞を受賞した。
選手としての特徴・人物[]
50m6.0秒の俊足と遠投120m超の強肩を持つ身体能力の高さと、パンチ力と確実性を兼ね備えたバッティングセンスを誇る走攻守三拍子揃った選手。
詳細情報[]
年度別野手成績[]
年 |
球 |
試 |
打 |
打 |
得 |
安 |
二 |
三 |
本 |
塁 |
打 |
盗 |
盗 |
犠 |
犠 |
四 |
敬 |
死 |
三 |
併 |
打 |
出 |
長 |
O |
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2023 | 神戸 | 115 | 455 | 411 | 106 | 17 | 2 | 6 | 145 | 27 | 13 | 6 | 6 | 2 | 34 | 1 | 2 | 86 | 5 | .258 | .316 | .353 | .669 |
タイトル[]
表彰[]
- パ・リーグ連盟特別表彰:1回(新人特別賞:2023年)
記録[]
- オールスターゲーム出場:1回(2023年)
背番号[]
- 5(2023年 - )
登場曲[]
- 「ピースサイン」米津玄師
関連項目[]
神戸セネタース 2024 | |
監督・コーチ | |
監督 | 88 栗澤照幸 |
一軍コーチ | 77 野村智哉(ヘッド) | 75 高橋雅人(投手) | 76 神子田俊彦(投手) | 70 遠山達也(打撃) | 80 吉田洋平(打撃) | 71 中山康一郎(内野守備走塁) | 87 福屋哲人(外野守備走塁) | 85 植村利行(バッテリー) |
二軍監督・コーチ | 74 藤岡泰之(監督) | 79 大久保成彦(チーフ兼投手) | 73 船木良平(投手) | 81 福島学 | 72 高村俊介(打撃) | 84 市川哲博(打撃) | 78 関口康史(内野守備走塁) | 89 鵜飼佳久(外野守備走塁) | 82 矢部周平(バッテリー) | 83 工藤憲一(育成チーフ) | 86 中川格(育成) | 90 川崎一樹(育成) |
支配下選手 | |
投手 | 11 大城謙也 | 12 高田竜成 | 13 田原結維斗 | 14 朽網智大 | 15 服部雄大 | 17 久留主翔也 | 18 小川孝太郎 | 19 上野航希 | 20 神島恭平 | 22 大木翼 | 23 榊原諒祐 | 24 東瀬渉 | 28 栗山皓太 | 29 大泉駿吾 | 32 荻田歩 | 33 高良誠生 | 34 凛桜 | 35 上江洲昇平 | 36 宮林亮吾 | 37 村上遼 | 38 シモンズ | 40 棚橋大吾 | 42 ベタンコート | 43 山本恭隆 | 46 石嶺渚 | 47 福岡大輝 | 49 ディステファーノ | 53 志田陸斗 | 54 比嘉和哉 | 57 梅澤陽大 | 63 塩屋優大 | 64 江藤海 | 65 佐久間友哉 | 66 大沢樹生 | 68 グラハム |
捕手 | 27 野村俊哉 | 39 安斉健嗣 | 44 甲斐田千紘 | 51 荻原皓也 | 59 岡本仁成 | 62 前田颯真 | 67 渡辺将太郎 |
内野手 | 00 我如古忠寛 | 0 相木健大 | 2 ガードナー大和 | 4 貝塚陽輔 | 5 奥野祐也 | 6 一條聖希 | 9 ワトソン | 21 市川英祐 | 25 高田祐樹 | 26 木崎匠馬 | 30 吉原修斗 | 31 山口瑠偉 | 48 山本綜一郎 | 50 玉川光 | 55 莅戸康祐 | 58 大島創真 | 60 真壁光成 | 61 犬飼博志 |
外野手 | 1 新垣圭佑 | 3 リチャードソン | 7 水野智政 | 8 山口輝樹 | 10 大城将也 | 41 深瀬幹也 | 45 高橋葵 | 52 谷英一郎 | 56 若竹星矢 | 69 江崎剣一郎 |
育成選手 | |
投手 | 121 田畑春樹 | 126 八木雄二 | 128 正木良仁 | 132 中山志門 | 133 稲川琉成 | 136 杉本晃陽 | 168 田丸淳之介 |
捕手 | 124 於保幸村 | 135 齋藤颯 |
内野手 | 125 日下部大輔 | 130 和田勇太 | 134 赤堀匠 |
外野手 | 123 武田大騎 | 129 島村凱亜 |
神戸セネタース 2022年ドラフト指名選手 | |
新人選手選択会議 | 1位:市川英祐 | 2位:奥野祐也 | 3位:村上遼 | 4位:荻田歩 | 5位:高良誠生 |
育成選手選択会議 | 1位:日下部大輔 | 2位:八木雄二 | 3位:荻原皓也 | 4位:島村凱亜 |