安斉 健嗣(あんざい たけつぐ、1995年12月14日 - )は、福島県福島市出身のプロ野球選手(捕手)。
来歴[]
プロ入り前[]
小学生時代は野球のほかにピアノを習っており、コンクールへの出場経験もある。中学生時代に野球一本に絞り、軟式野球部では県大会優勝を果たしたこともある。
英創学院高に進学後は1年夏から捕手としてベンチ入り。2年春を除いた都合4度の甲子園出場すべてでベンチ入りしており、特に3年春・夏は正捕手としてその原動力となった。甲子園本戦では、3年春のセンバツでは初戦を勝利、2回戦で福永恭也を擁する福岡・筑陽に敗れた。3年夏は初戦で新田拓也擁する群馬・館林実業と対戦し敗退している。
赤坂義塾大に進学後は2年春からベンチ入りし、通算6季で54試合に出場。強肩堅守を評価されてドラフト候補にも名を連ねたが、社会人野球でのプレーを希望していたこともあってプロ志望届を出さなかった。当時のチームメイトには同学年に大久保慎也がいてバッテリーを組んでおり、また2学年下に八木武揚・北川樹・栗山皓太、3学年下には種田涼がいて、栗山とはプロでもチームメイトとなっている。
ユニオネレクトンに入社後は正捕手となって活躍し、2018年・2019年の都市対抗では2年連続のベスト8入りに貢献。「社会人No.1捕手」として再びドラフト候補となった。
2019年ドラフト4位で、神戸セネタースに指名され入団。
プロ入り後[]
即戦力を期待されたルーキーイヤーの2020年は開幕から一軍入りを果たし、開幕スタメンも勝ち取る。途中一度だけ二軍落ちはあったものの、正捕手候補の前田颯真や渡辺将太郎らを抑えて捕手陣最多の89試合に出場し、打率.236、2本塁打をマークした。
2021年は出場試合が100の大台に乗り、2年連続で捕手陣最多。打率.235、3本塁打をマークしている。
2022年は3年連続で開幕スタメンに名を連ねたが、4月終了時点で打率が1割近辺を彷徨うなど打撃不振を極め、5月からは渡辺にスタメン出場の機会を譲る機会が増えた。最終的にはプロ入り後最低の84試合出場に留まり、本塁打こそキャリアハイの4本を放ったが打率は.192と低迷した。
2023年はシーズン途中に渡辺が故障離脱したことでスタメン出場の機会は確保したが、90試合の出場で打率.197と打撃不振に苦しんだ。
選手としての特徴・人物[]
遠投110m、二塁送球1.9秒の正確で速いスローイングが武器。
詳細情報[]
年度別打撃成績[]
年 |
球 |
試 |
打 |
打 |
得 |
安 |
二 |
三 |
本 |
塁 |
打 |
盗 |
盗 |
犠 |
犠 |
四 |
敬 |
死 |
三 |
併 |
打 |
出 |
長 |
O |
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2020 | 神戸 | 89 | 270 | 242 | 57 | 8 | 0 | 2 | 71 | 18 | 1 | 1 | 3 | 0 | 25 | 2 | 0 | 56 | 4 | .236 | .307 | .293 | .601 | |
2021 | 100 | 270 | 243 | 57 | 8 | 0 | 3 | 74 | 18 | 1 | 2 | 3 | 1 | 21 | 3 | 2 | 54 | 3 | .235 | .300 | .305 | .604 | ||
2022 | 84 | 202 | 182 | 35 | 6 | 0 | 4 | 53 | 16 | 0 | 1 | 2 | 1 | 16 | 2 | 1 | 43 | 3 | .192 | .260 | .291 | .551 | ||
2023 | 90 | 268 | 233 | 46 | 8 | 0 | 4 | 66 | 15 | 1 | 2 | 5 | 2 | 25 | 3 | 3 | 63 | 6 | .197 | .281 | .283 | .565 | ||
通算:4年 | 363 | 1010 | 900 | 195 | 30 | 0 | 13 | 264 | 67 | 3 | 6 | 13 | 4 | 87 | 10 | 6 | 216 | 16 | .217 | .289 | .293 | .582 |
タイトル[]
表彰[]
記録[]
背番号[]
- 39(2020年 - )
登場曲[]
- 「LIFE」中島美嘉
関連項目[]
神戸セネタース 2024 | |
監督・コーチ | |
監督 | 88 栗澤照幸 |
一軍コーチ | 77 野村智哉(ヘッド) | 75 高橋雅人(投手) | 76 神子田俊彦(投手) | 70 遠山達也(打撃) | 80 吉田洋平(打撃) | 71 中山康一郎(内野守備走塁) | 87 福屋哲人(外野守備走塁) | 85 植村利行(バッテリー) |
二軍監督・コーチ | 74 藤岡泰之(監督) | 79 大久保成彦(チーフ兼投手) | 73 船木良平(投手) | 81 福島学 | 72 高村俊介(打撃) | 84 市川哲博(打撃) | 78 関口康史(内野守備走塁) | 89 鵜飼佳久(外野守備走塁) | 82 矢部周平(バッテリー) | 83 工藤憲一(育成チーフ) | 86 中川格(育成) | 90 川崎一樹(育成) |
支配下選手 | |
投手 | 11 大城謙也 | 12 高田竜成 | 13 田原結維斗 | 14 朽網智大 | 15 服部雄大 | 17 久留主翔也 | 18 小川孝太郎 | 19 上野航希 | 20 神島恭平 | 22 大木翼 | 23 榊原諒祐 | 24 東瀬渉 | 28 栗山皓太 | 29 大泉駿吾 | 32 荻田歩 | 33 高良誠生 | 34 凛桜 | 35 上江洲昇平 | 36 宮林亮吾 | 37 村上遼 | 38 シモンズ | 40 棚橋大吾 | 42 ベタンコート | 43 山本恭隆 | 46 石嶺渚 | 47 福岡大輝 | 49 ディステファーノ | 53 志田陸斗 | 54 比嘉和哉 | 57 梅澤陽大 | 63 塩屋優大 | 64 江藤海 | 65 佐久間友哉 | 66 大沢樹生 | 68 グラハム |
捕手 | 27 野村俊哉 | 39 安斉健嗣 | 44 甲斐田千紘 | 51 荻原皓也 | 59 岡本仁成 | 62 前田颯真 | 67 渡辺将太郎 |
内野手 | 00 我如古忠寛 | 0 相木健大 | 2 ガードナー大和 | 4 貝塚陽輔 | 5 奥野祐也 | 6 一條聖希 | 9 ワトソン | 21 市川英祐 | 25 高田祐樹 | 26 木崎匠馬 | 30 吉原修斗 | 31 山口瑠偉 | 48 山本綜一郎 | 50 玉川光 | 55 莅戸康祐 | 58 大島創真 | 60 真壁光成 | 61 犬飼博志 |
外野手 | 1 新垣圭佑 | 3 リチャードソン | 7 水野智政 | 8 山口輝樹 | 10 大城将也 | 41 深瀬幹也 | 45 高橋葵 | 52 谷英一郎 | 56 若竹星矢 | 69 江崎剣一郎 |
育成選手 | |
投手 | 121 田畑春樹 | 126 八木雄二 | 128 正木良仁 | 132 中山志門 | 133 稲川琉成 | 136 杉本晃陽 | 168 田丸淳之介 |
捕手 | 124 於保幸村 | 135 齋藤颯 |
内野手 | 125 日下部大輔 | 130 和田勇太 | 134 赤堀匠 |
外野手 | 123 武田大騎 | 129 島村凱亜 |
神戸セネタース 2019年ドラフト指名選手 | |
新人選手選択会議 | 1位:大城謙也 | 2位:北研伸 | 3位:狩野春之助 | 4位:安斉健嗣 | 5位:大北一旗 | 6位:真壁光成 |
育成選手選択会議 | 1位:田畑春樹 | 2位:犬飼博志 | 3位:山本綜一郎 | 4位:江藤海 |