富樫 颯斗(とがし はやと、1998年3月14日 - )は、秋田県大仙市出身の元プロ野球選手(内野手)。
来歴[]
プロ入り前[]
小学生時代にリトルリーグで野球を始め、中学生時代までは投手。高校は東京都の関東実業高へ野球留学した。
高校では1学年下のチームメイトに松井豪がいる。富樫は進学後内野手にコンバートし、持ち前のセンスで1年秋から三塁手のレギュラーポジションを奪取。2年春のセンバツは優勝を果たし、続く夏の大会はベスト8。新チームでは遊撃手として、3年春はセンバツへの出場はならなかったものの夏の大会では再び甲子園に出場。甲子園では準々決勝で、後にチームメイトとなる橋本祥太郎がエースの青森・祐創学院と対戦して勝利、ベスト4まで進出した。
高校通算25本塁打のバッティングと50m6.0秒、遠投100mの身体能力が評価され、2015年ドラフトでは愛媛ブルークラウンズが3位で指名し入団。
プロ入り後[]
2016年は二軍で出場機会を積み重ねるが、6月に右肩を痛めて離脱。8月に復帰したが、芳しい成績を残せずに終わる。
2017年はさらに右足首捻挫、左手首の骨折など怪我が相次ぎ、二軍でも満足する成績を残せなかった。
2018年も相次ぐ怪我に苦しみ、二軍ですら21試合のみの出場に留まった。
2019年は二軍で82試合に出場。シーズン終盤には一軍初昇格を果たし、そのまま一軍デビューも飾った。
2020年は一軍では1試合の出場に留まったものの、プロ初安打を放った。
2021年は一軍で自己最多となる10試合に出場。プロ初打点をマークした。
2022年は一軍出場がなく、オフに戦力外通告を受けて現役を引退した。
現役引退後[]
現役引退後は実家のある大仙市で家業の農業をやりながら、地元の少年野球チームで野球を指導している。
選手としての特徴・人物[]
高校通算25本塁打、50m6.0秒、遠投100mと身体能力が高い。
詳細情報[]
年度別野手成績[]
年 |
球 |
試 |
打 |
打 |
得 |
安 |
二 |
三 |
本 |
塁 |
打 |
盗 |
盗 |
犠 |
犠 |
四 |
敬 |
死 |
三 |
併 |
打 |
出 |
長 |
O |
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2019 | 愛媛 | 3 | 4 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 | |
2020 | 1 | 3 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | .333 | .333 | .333 | .667 | ||
2021 | 10 | 22 | 19 | 4 | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 6 | 0 | .211 | .286 | .211 | .496 | ||
NPB:3年 | 14 | 29 | 26 | 5 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 9 | 0 | .192 | .250 | .192 | .442 |
タイトル[]
表彰[]
記録[]
背番号[]
- 29(2016年 - 2022年)
関連項目[]
愛媛ブルークラウンズ 2015年ドラフト指名選手 | |
新人選手選択会議 | 1位:山本翔樹 | 2位:藤尾賢介 | 3位:富樫颯斗 | 4位:橋本祥太郎 | 5位:安田脩平 | 6位:馬場健太郎 |
育成選手選択会議 | 1位:狩野嵩 | 2位:廣田侑季 | 3位:石川皓大 |