早川 大紀(はやかわ だいき、1991年1月14日 - )は、神奈川県綾瀬市出身のプロ野球選手(投手)。
来歴[]
プロ入り前[]
小学生時代はリトルリーグで、中学生時代はシニアリーグでそれぞれ全国大会へ出場した経験を持つ。
赤坂義塾高では、1年生当時から最速140キロを超えた速球を武器にベンチ入り。1年秋からはエースの座に就き、3年春には甲子園に出場。甲子園では最速146キロをマークするも、初戦で敗退した。
赤坂義塾大では鈴木隆太と同期で、1学年下には岡山悟がいる。早川は2年春から公式戦に出場し、通算6季で12勝をマークした。
大学卒業後は関西ガスに入社。関西ガスでは全国大会出場はなかったものの、最速153キロをマークしてプロのスカウトからの注目を集めていた。
2014年ドラフトでは、外れ外れ1位で神戸セネタースが指名し入団した。
プロ入り後[]
ルーキーイヤーの2015年は、春季キャンプを一軍で迎えたものの、キャンプ中に二軍へ降格。そのまま開幕を二軍で迎え、二軍の先発ローテーションで投げ続けた。7月中旬に一軍昇格を果たし、プロ初登板初先発を飾るものの、3回途中3失点で敗戦投手となり、一軍登板はこの1試合のみに終わった。
2016年も一軍では1試合のみの登板に終わり、8月下旬の登板で3回3失点、勝ち負けつかずだった。
2017年は中継ぎに転向し、開幕を一軍で迎える。その後2度の登録抹消があったものの34試合に登板し、プロ初勝利をマーク。また8ホールドを記録した。
2018年は先発に戻って調整し、5月に2試合登板するものの結果を残せず二軍に降格。その後中継ぎに再転向したものの、この年は8試合の登板に留まった。
2019年は前年と同じく8試合に登板し、2年ぶりに勝利投手となるが、シーズンではその1勝のみに留まった。オフに背番号を46に変更。
2020年は一軍登板がなく、オフに戦力外通告を受けて現役を引退した。
現役引退後[]
2021年からは神戸の打撃投手兼スコアラーを務める。
選手としての特徴・人物[]
ストレートの最速は153キロ。持ち球は縦と横のスライダー、カーブなど。
詳細情報[]
年度別投手成績[]
年 |
球 |
登 |
先 |
完 |
完 |
無 |
勝 |
敗 |
セ |
ホ |
勝 |
打 |
投 |
被 |
被 |
与 |
敬 |
与 |
奪 |
暴 |
ボ |
失 |
自 |
防 |
W |
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2015 | 神戸 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | .000 | 2.2 | 3 | 1 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 3 | 10.13 | 2.25 | |
2016 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | .--- | 3.0 | 4 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 3 | 9.00 | 1.67 | ||
2017 | 34 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 8 | 1.000 | 37.0 | 35 | 7 | 11 | 0 | 3 | 25 | 1 | 0 | 17 | 16 | 3.89 | 1.24 | ||
2018 | 8 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | .000 | 19.1 | 22 | 3 | 6 | 0 | 2 | 10 | 1 | 0 | 15 | 14 | 6.52 | 1.45 | ||
2019 | 8 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | .333 | 19.0 | 20 | 2 | 6 | 1 | 0 | 14 | 0 | 0 | 11 | 11 | 5.21 | 1.37 | ||
NPB:5年 | 52 | 8 | 0 | 0 | 0 | 2 | 5 | 0 | 0 | .286 | 81.0 | 84 | 14 | 27 | 1 | 5 | 52 | 2 | 0 | 49 | 47 | 5.22 | 1.37 |
タイトル[]
表彰[]
記録[]
背番号[]
- 13(2015年 - 2019年)
- 46(2020年)
- 103(2021年 - )
関連項目[]
神戸セネタース 2014年ドラフト指名選手 | |
新人選手選択会議 | 1位:早川大紀 | 2位:前田颯真 | 3位:榊原諒祐 | 4位:小川悠太 | 5位:中川隼人 | 6位:寺田貴之 |
育成選手選択会議 | 1位:龍考次郎 |