木谷 真太郎(きや しんたろう、1996年5月9日 - )は、大阪府吹田市出身のプロ野球選手(内野手)。
来歴[]
プロ入り前[]
父親が空手の師範を務めていた影響で幼い頃は空手をやっていたが、父親の指導の厳しさに音を上げて空手を逃げるようにしてやめてしまった。その後、「せめてスポーツ自体は続けろ」と言う父親の教えに逆らえず、小学5年生の頃に野球を始めた。中学生時代はボーイズリーグに所属、この頃から三塁手としてプレーしていた。
高校は、香川県の高松学院高に野球留学。2年夏からベンチ入りし、2年秋からレギュラー。高校通算22本塁打を記録し、3年夏には甲子園に出場した。
房総大に進学後も大砲として活躍。2年春からレギュラーとして出場し、通算6季で11本塁打を記録している。
2018年ドラフトで、愛媛ブルークラウンズから3位指名を受けて入団。
プロ入り後[]
ルーキーイヤーの2019年は二軍で三塁手のレギュラーとして91試合に出場、持ち前のパンチ力で18本塁打をマークしてウエスタン・リーグの本塁打王を獲得した。シーズン後半には一軍に昇格し、その一軍では20試合に出場してプロ初本塁打を含む3本塁打を放っている。
2020年は開幕一軍入りを果たし、シーズン前半を中心に24試合に出場。本塁打は昨季と同じく3本をマークしたが、打率が.178と低迷し一軍定着はならなかった。
2021年はシーズン中盤から一軍に定着すると、途中2度の登録抹消を経て自己最多40試合に出場。打率.258、5本塁打17打点と自己最高の成績をマークした。
2022年は自己最多67試合に出場。福永恭也が怪我や不振で苦しんだ間隙を縫ってスタメン出場の機会も増え、打率.263、7本塁打28打点とキャリアハイをマークした。
2023年は序盤に極度の不振に悩まされ、一軍では38試合の出場に留まった。打率.221、3本塁打11打点に終わり、一軍定着はならなかった。
選手としての特徴・人物[]
高校通算22本塁打を記録したパンチ力と、遠投110mの強肩を生かした守備が武器。
詳細情報[]
年度別野手成績[]
年 |
球 |
試 |
打 |
打 |
得 |
安 |
二 |
三 |
本 |
塁 |
打 |
盗 |
盗 |
犠 |
犠 |
四 |
敬 |
死 |
三 |
併 |
打 |
出 |
長 |
O |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | 愛媛 | 20 | 58 | 52 | 12 | 0 | 0 | 3 | 21 | 11 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 0 | 0 | 16 | 1 | .231 | .293 | .404 | .697 | |
2020 | 24 | 52 | 45 | 8 | 1 | 0 | 3 | 18 | 8 | 0 | 0 | 0 | 2 | 5 | 0 | 0 | 15 | 1 | .178 | .250 | .400 | .650 | ||
2021 | 40 | 98 | 89 | 15 | 3 | 0 | 5 | 33 | 17 | 0 | 1 | 0 | 0 | 9 | 1 | 0 | 22 | 2 | .258 | .327 | .461 | .787 | ||
2022 | 67 | 175 | 156 | 41 | 6 | 0 | 7 | 68 | 28 | 0 | 1 | 0 | 2 | 16 | 2 | 1 | 38 | 6 | .263 | .331 | .436 | .767 | ||
2023 | 38 | 77 | 68 | 15 | 3 | 0 | 3 | 27 | 11 | 0 | 0 | 0 | 1 | 7 | 1 | 1 | 16 | 3 | .221 | .299 | .397 | .696 | ||
通算:5年 | 189 | 460 | 410 | 99 | 13 | 0 | 21 | 175 | 75 | 0 | 2 | 0 | 6 | 42 | 4 | 2 | 107 | 13 | .241 | .311 | .427 | .738 |
タイトル[]
表彰[]
記録[]
背番号[]
- 10(2019年 - )
登場曲[]
- 「Battle Scars」Lupe Fiasco & Guy Sebastian
関連項目[]
愛媛ブルークラウンズ 2024 | |
監督・コーチ | |
監督 | 75 大野泰隆 |
一軍コーチ | 77 河野雅裕(ヘッド) | 76 山田知史(投手) | 86 長瀬雅毅(投手) | 81 鶴岡優太郎(打撃) | 78 田崎直哉(打撃) | 79 小山田大樹(内野守備走塁) | 84 黄川田和史(外野守備走塁) | 73 富田達哉(バッテリー) | 93 田中潤児(コンディショニング) | 92 高崎富久雄(コンディショニング) |
二軍監督・コーチ | 87 平井一基(監督) | 83 大島寿憲(投手) | 72 太田拓矢(投手) | 74 宮崎琢真(打撃) | 71 武藤博史(打撃) | 89 谷麟平(内野守備走塁) | 80 奈良康介(外野守備走塁) | 85 高野久雄(バッテリー) | 95 松尾賢志(バッテリー補佐) | 91 平岡恭兵(コンディショニング) | 94 田端勇士(コンディショニング) |
支配下選手 | |
投手 | 11 西村悠祐 | 13 宮本俊 | 14 西口佳祐 | 16 久保純也 | 17 小林貴将 | 18 小野田達也 | 19 藤林貴裕 | 20 鈴木涼 | 23 澤野航大 | 24 高林敦也 | 26 長内圭 | 29 有馬遼翔 | 30 栗林悟史 | 31 山本翔樹 | 33 鈴木宗 | 35 清家廉 | 36 八木武揚 | 37 中村栄佑 | 38 ジョセフ | 41 マルシオ | 42 ウォーカー | 43 岡本研吾 | 44 長野達哉 | 47 岩井翔 | 49 マクドナルド | 50 柳沢朝陽 | 54 加藤航平 | 58 武本紫龍 | 59 橋本祥太郎 | 60 鎌田優希 | 62 アシージアン | 66 清水寛幸 | 68 石井凌汰 | 70 村上航生 |
捕手 | 3 斎藤昌磨 | 22 西井隆也 | 32 廣田侑季 | 55 青木悠平 | 57 豊永将斗 | 65 大本怜人 | 69 山下涼 |
内野手 | 00 達宏陽 | 2 ホッジス | 5 大熊貴典 | 7 宮野大智 | 9 安田脩平 | 10 木谷真太郎 | 12 福永恭也 | 25 麻生晃汰 | 28 岡海聖 | 34 瀬戸友亮 | 39 布施大輔 | 40 神吉颯 | 45 芦沢伊織 | 46 山崎佑生 | 52 田島虎太郎 | 55 山岡大夢 | 56 永澤佑磨 | 61 伊藤裕大 | 67 バーンハート | 99 島崎勇士 |
外野手 | 0 千葉愛斗 | 1 阿部泰史 | 4 池田幹也 | 6 畠山将平 | 21 河野翔希 | 27 豊島将吾 | 51 新城大地 | 53 大村麗音 | 63 石黒佳樹 | 64 立石昂輝 |
育成選手 | |
投手 | 112 樋口将生 | 113 猪本修悟 | 115 横山優一郎 | 116 宇賀地秀隆 | 141 安藤大暉 | 149 本堂來芽 |
捕手 | 102 森山比呂 | 103 高橋紘太郎 |
内野手 | 101 芦田勘太 |
外野手 | 104 前川祥樹 | 114 島田拓二郎 |
愛媛ブルークラウンズ 2018年ドラフト指名選手 | |
新人選手選択会議 | 1位:西村悠祐 | 2位:仁科陽 | 3位:木谷真太郎 | 4位:豊永将斗 | 5位:山崎佑生 | 6位:清水寛幸 |
育成選手選択会議 | 1位:萩尾悠登 | 2位:川村結弦 |