本間圭一

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本間圭一(ほんまけいいち、1989年11月29日 - )は、山形県鶴岡市出身の元プロ野球選手(投手)。

来歴[]

小学生時代に野球を始めた当初から投手を務め、羽前高では1年秋からエースを務めていた。小柄で、ストレートの最速は140キロ前後ながら、キレのあるスライダーとスクリューボールを武器に県内では好投手として知られていた。

3年夏の甲子園では全試合をエースとして完投して甲子園への切符を掴み、甲子園では初戦(2回戦)で荒井耕太、安川昂平を擁する東東京・関東実業高と対戦。本間は9回完投したものの、12安打4失点で本領発揮できず敗退となった。

2007年の高校生ドラフトでは、4巡目で東京ライオンズが指名。プロ入りを果たした。

1年目の2008年は体作りのために二軍でも登板数が少なかったが、2年目の2009年は二軍で好成績を残したこともあって一軍デビューを果たす。3試合の先発登板は全てローテーションの谷間での起用で、1勝2敗、防御率6.08だった。

2010年は先発とリリーフそれぞれ4試合、通算で8試合に登板。2勝1敗、防御率3.24をマークした。

2011年はシーズン途中に先発ローテの一角を担い、自己最多17試合(うち先発14試合)に登板。5勝6敗、防御率3.98を記録した。

しかし2012年は9試合に登板したものの防御率7.04と打ち込まれ、0勝4敗で一軍デビュー後初めて未勝利でシーズンを終えてしまった。

2013年は怪我もあって2試合で防御率9.35と全く成績を残せず、2014年は左肘痛で一・二軍通して登板がなかった。オフに戦力外通告を受け、トライアウトを経て愛媛ブルークラウンズへ移籍。

移籍1年目の2015年は左肘痛から復調し、5試合の先発を含む20試合に登板。3年ぶりの白星とプロ入り初のホールドを挙げたほか、防御率も3.92にまとめ復活をアピールした。

2016年は主にリリーフとして15試合に登板するが、防御率4.82と振るわなかった。

2017年はさらに登板数が減少し、8試合のみに留まった。

2018年は4試合のみの登板に留まり、オフに戦力外通告を受けて現役を引退した。

投球フォームは高校時代はスリークォーターで、プロ入り後すぐにサイドスローに転向。プロ入り後のストレートの最速は142キロ。

スライダーとスクリューボールを軸に左右と上下の揺さぶりをかける投球スタイルを身上としている。

年度	球団	登板	先発	勝利	敗戦	ホ｜ルド	勝率	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	ボ｜ク	失点	自責点	防御率	W H I P
2009	東京	3	3	1	2	0	.333	13.1	15	3	4	0	0	7	1	0	9	9	6.08	1.43
2010		8	4	2	1	0	.667	25.0	22	3	9	0	1	14	1	0	9	9	3.24	1.24
2011		17	14	5	6	0	.455	81.1	77	4	27	1	3	55	6	1	39	36	3.98	1.28
2012		9	5	0	4	0	.000	25.2	31	5	8	0	0	14	3	1	21	20	7.01	1.52
2013		2	2	0	1	0	.000	8.2	10	1	4	0	0	4	0	0	9	9	9.35	1.62
2015	愛媛	20	5	1	4	1	.200	43.2	40	3	11	0	0	30	2	0	20	19	3.92	1.17
2016		15	1	0	0	0	.---	18.2	17	3	5	0	1	9	0	0	10	10	4.82	1.18
2017		8	0	0	0	0	.---	7.0	7	1	2	0	0	3	0	0	4	4	5.14	1.29
2018		4	1	0	1	0	.000	5.1	8	1	3	0	0	3	0	0	5	5	8.44	2.06
NPB：9年		86	35	9	19	1	.321	228.1	227	24	73	1	5	139	13	2	126	121	4.76	1.31