森中 右京(もりなか うきょう、1988年2月28日 - )は、奈良県奈良市出身の元プロ野球選手(内野手)。
来歴[]
プロ入り前[]
研智学院高時代は投手としてプレーし、1年秋からベンチ入り。俊足を生かして外野手として出場することもあった。2年春の甲子園では控え投手として2試合2イニングに登板、2年夏では登板機会がなかったもののチームはベスト4に進出している。しかし2年冬に肩を壊し、3年春・夏とチームが4季連続で甲子園に出場し、特に夏にはチームは甲子園優勝を飾っているが、森中はベンチ外でアルプススタンドから応援していた。
祥愛大に進学後は内野手に転向し、3年春からリーグ公式戦に出場。しかしレギュラーは奪えず、控えとしての出場が多かった。同期生には鮫島哲生がいた。
東洋生命に入社後もしばらくは控えとしてプレーしていたが、3年目の2012年から二塁手のレギュラーに定着。2013年は都市対抗、日本選手権の2大会で全国出場を果たし、都市対抗ではベスト8まで進出している。
2013年ドラフトで、神戸セネタースから6位指名を受けて入団。26歳でのプロ入りとなった。
プロ入り後[]
ルーキーイヤーの2014年は春季キャンプを一軍で迎えるが、キャンプ中に左手首を捻挫したことにより二軍へ降格。そのまま開幕戦も二軍で迎えるが、5月に一軍昇格後は代走要員として定着し、65試合に出場。プロ初安打・初打点・初盗塁を記録している。
2015年は出場試合が38試合に減少したが、少ない打席数ながら打率.281をマークしている。
2016年はスタメン出場の機会も少しずつ増え、44試合に出場。しかし打率.183と低迷し、レギュラー獲得のキッカケを掴めなかった。
2017年は前年と同じ44試合に出場したが、打率.194と課題の打撃の非力さを解消できずに終わった。
2018年は出場機会が28試合と減少。わずか4安打を放つに終わっている。
2019年は8試合の出場に留まり、オフに戦力外通告を受ける。トライアウトを受験したが獲得する球団は現れず、現役を引退した。
選手としての特徴・人物[]
50m5.8秒の俊足が武器。本職の二遊間を始め、一塁・三塁・外野と幅広いポジションを守れるが、送球の正確性にはやや難がある。
詳細情報[]
年度別野手成績[]
年 |
球 |
試 |
打 |
打 |
得 |
安 |
二 |
三 |
本 |
塁 |
打 |
盗 |
盗 |
犠 |
犠 |
四 |
敬 |
死 |
三 |
併 |
打 |
出 |
長 |
O |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | 神戸 | 65 | 50 | 43 | 9 | 1 | 0 | 0 | 10 | 4 | 6 | 2 | 4 | 0 | 3 | 0 | 0 | 10 | 1 | .209 | .261 | .233 | .493 | |
2015 | 38 | 35 | 32 | 9 | 0 | 0 | 0 | 9 | 3 | 4 | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 9 | 0 | .281 | .324 | .281 | .605 | ||
2016 | 44 | 69 | 60 | 11 | 1 | 0 | 0 | 12 | 5 | 2 | 2 | 3 | 0 | 6 | 0 | 0 | 13 | 2 | .183 | .258 | .200 | .458 | ||
2017 | 44 | 70 | 62 | 12 | 1 | 0 | 0 | 13 | 3 | 4 | 1 | 3 | 0 | 5 | 0 | 0 | 14 | 1 | .194 | .254 | .210 | .463 | ||
2018 | 28 | 23 | 21 | 4 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 6 | 0 | .190 | .227 | .190 | .418 | ||
2019 | 8 | 9 | 7 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | .000 | .125 | .000 | .125 | ||
NPB:6年 | 227 | 256 | 225 | 45 | 3 | 0 | 0 | 48 | 15 | 19 | 6 | 13 | 0 | 18 | 0 | 0 | 54 | 4 | .200 | .259 | .213 | .473 |
タイトル[]
表彰[]
記録[]
背番号[]
- 60(2014年 - )
関連項目[]
神戸セネタース 2013年ドラフト指名選手 | |
1位:高田祐樹 | 2位:平岩翼 | 3位:xxx | 4位:今井裕人 | 5位:xxx | 6位:森中右京 | 7位:高野泰章 |