泉 大河(いずみ たいが、1988年2月29日 - )は、香川県木田郡三木町出身の元プロ野球選手(外野手)、プロ野球コーチ・監督。
来歴[]
プロ入り前~独立リーグ時代[]
大内高時代は野球部と陸上部の掛け持ちで、陸上では100m走で香川県大会2位の実績を持つ。野球では2回戦敗退が最高戦績だった。
独立リーグ入りを目指してプロ志望届を提出し、トライアウトを経て香川入り。当初は非力な打撃が影響してなかなかレギュラーを奪えず、2010年途中には宮崎へ移籍したり、2011年にはケガで練習生契約を結んだりするなど苦労を重ねた。
2012年の香川復帰後は、叩きつけるバッティングを習得したことで打率が急上昇。43個の盗塁を記録して盗塁王、ベストナインに輝くなど実績を残し、2012年育成ドラフトでは愛媛ブルークラウンズが2位指名し入団。当時の背番号は109。
愛媛ブルークラウンズ時代[]
プロ入り後2年間は育成選手としてプレー。
3年目となる2015年は打撃でも結果を残し、6月18日に支配下登録されて背番号を99に変更した。一軍には7月上旬に昇格して23試合に出場、打率.298、6盗塁を記録した。
2016年は代走要員として42試合に出場したが、盗塁数は3個と前年より半減。牽制死が目立つなど課題が残るシーズンとなった。
2017年は出場機会が23試合に減ったが、打率は.333をマークしている。
2018年は6試合のみの出場に留まり、オフに戦力外通告を受ける。トライアウトを経て、古巣である独立リーグの西日本リーグ・香川へ選手兼野手コーチとして復帰した。
西日本リーグ・香川復帰後[]
2019年は中堅手のレギュラーとして40盗塁をマークし、7年振りに盗塁王を受賞している。2020年限りで選手としては現役を引退。
2021年からは野手コーチを務め、2023年からは監督に就任した。
選手としての特徴・人物[]
50m5.6秒の、球界トップクラスの俊足が武器。
詳細情報[]
年度野手別成績[]
年 |
球 |
試 |
打 |
打 |
得 |
安 |
二 |
三 |
本 |
塁 |
打 |
盗 |
盗 |
犠 |
犠 |
四 |
敬 |
死 |
三 |
併 |
打 |
出 |
長 |
O |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015 | 愛媛 | 23 | 62 | 57 | 17 | 1 | 0 | 0 | 18 | 4 | 6 | 1 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 14 | 0 | .298 | .322 | .316 | .638 | |
2016 | 42 | 49 | 44 | 10 | 0 | 0 | 0 | 10 | 1 | 3 | 3 | 2 | 0 | 3 | 0 | 0 | 10 | 0 | .227 | .277 | .227 | .504 | ||
2017 | 23 | 28 | 24 | 8 | 0 | 0 | 0 | 8 | 1 | 3 | 1 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 7 | 0 | .333 | .385 | .333 | .718 | ||
2018 | 6 | 7 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 | ||
NPB:4年 | 94 | 146 | 131 | 35 | 1 | 0 | 0 | 36 | 6 | 14 | 6 | 8 | 0 | 7 | 0 | 0 | 33 | 0 | .267 | .304 | .275 | .579 |
タイトル[]
表彰[]
記録[]
背番号[]
- 109(2013年 - 2015年6月17日)
- 99(2015年6月18日 - )
関連項目[]
愛媛ブルークラウンズ 2012年ドラフト指名選手 | |
新人選手選択会議 | 1位:xxx | 2位:布施大輔 | 3位:佐藤祥吾 | 4位:中村栄佑 | 5位:石井昌人 |
育成選手選択会議 | 1位:香川啓太 | 2位:泉大河 |