渡辺 将太郎(わたなべ しょうたろう、1997年6月17日 - )は、東京都中野区出身のプロ野球選手(捕手)。
来歴[]
プロ入り前~東日本リーグ・富山時代[]
小学生時代から野球を始め、当初は外野手。中学生時代は軟式野球部に所属したが、捕手不足のチーム事情から捕手に転向した。
南武学院小金井高では捕手を務める傍らで、身体能力の高さを買われて1年秋から外野手としても出場。2年夏からはキャプテンで正捕手となるが、甲子園には手が届かなかった。
高校卒業後は東日本リーグ・富山に入団。在籍2年間で俊足強肩を武器に捕手や外野手として活躍し、2017年育成ドラフト1位で神戸セネタースから指名され入団した。当時の背番号は125。
神戸セネタース時代[]
ルーキーイヤーの2018年は二軍で捕手と外野手の二刀流として結果を残し、支配下登録期限間近の7月29日に支配下登録を受ける。背番号は97。しかし、その直後に肉離れを起こしたため一軍デビューはならなかった。
2019年は6月から一軍に昇格し、一軍デビューを果たすとそのまま59試合に出場。プロ初本塁打、初打点も記録した。
2020年はほぼ一軍に常駐し、74試合に出場。打率は前年より下がったが、1本塁打に14打点をマークしている。オフに背番号を67へ変更。
2021年は自己最多を更新する79試合に出場したが、打席数は前年より減少した。それでも打率.240をマークしている。
2022年は安斉健嗣の打撃不振により5月からスタメン出場の機会が増え、シーズンでは自己最多109試合に出場。規定打席には満たなかったものの、打率.253と2本塁打19打点をマークしてキャリアハイとしている。
2023年は自身初の開幕スタメン入りを果たし、6月までに48試合に出場。しかし6月下旬の試合で右手首骨折の重傷を負い、以降のシーズンを棒に振ってしまった。
選手としての特徴・人物[]
遠投110m、二塁送球1.9秒の強肩と、50m6.0秒の身体能力の高さが武器。
詳細情報[]
年度別野手成績[]
年 |
球 |
試 |
打 |
打 |
得 |
安 |
二 |
三 |
本 |
塁 |
打 |
盗 |
盗 |
犠 |
犠 |
四 |
敬 |
死 |
三 |
併 |
打 |
出 |
長 |
O |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | 神戸 | 59 | 164 | 151 | 31 | 5 | 0 | 1 | 39 | 6 | 1 | 2 | 4 | 0 | 8 | 0 | 1 | 36 | 2 | .205 | .250 | .258 | .508 | |
2020 | 74 | 207 | 195 | 37 | 6 | 0 | 1 | 46 | 14 | 3 | 1 | 0 | 0 | 11 | 1 | 1 | 43 | 0 | .190 | .237 | .236 | .473 | ||
2021 | 79 | 188 | 167 | 40 | 6 | 1 | 1 | 51 | 16 | 1 | 3 | 3 | 0 | 18 | 1 | 0 | 36 | 1 | .240 | .314 | .305 | .619 | ||
2022 | 109 | 385 | 352 | 89 | 16 | 3 | 2 | 117 | 19 | 3 | 2 | 3 | 0 | 28 | 2 | 2 | 70 | 3 | .253 | .312 | .332 | .644 | ||
2023 | 48 | 153 | 135 | 35 | 6 | 1 | 3 | 52 | 13 | 2 | 1 | 3 | 1 | 13 | 1 | 1 | 30 | 2 | .259 | .327 | .385 | .712 | ||
通算:5年 | 369 | 1097 | 1000 | 232 | 39 | 5 | 8 | 305 | 68 | 10 | 9 | 13 | 1 | 78 | 5 | 5 | 215 | 8 | .232 | .291 | .305 | .596 |
タイトル[]
表彰[]
記録[]
背番号[]
- 125(2018年 - 2018年7月28日)
- 97(2018年7月29日 - 2020年)
- 67(2021年 - )
登場曲[]
- 「ミュージック・アワー」ポルノグラフィティ
関連項目[]
神戸セネタース 2024 | |
監督・コーチ | |
監督 | 88 栗澤照幸 |
一軍コーチ | 77 野村智哉(ヘッド) | 75 高橋雅人(投手) | 76 神子田俊彦(投手) | 70 遠山達也(打撃) | 80 吉田洋平(打撃) | 71 中山康一郎(内野守備走塁) | 87 福屋哲人(外野守備走塁) | 85 植村利行(バッテリー) |
二軍監督・コーチ | 74 藤岡泰之(監督) | 79 大久保成彦(チーフ兼投手) | 73 船木良平(投手) | 81 福島学 | 72 高村俊介(打撃) | 84 市川哲博(打撃) | 78 関口康史(内野守備走塁) | 89 鵜飼佳久(外野守備走塁) | 82 矢部周平(バッテリー) | 83 工藤憲一(育成チーフ) | 86 中川格(育成) | 90 川崎一樹(育成) |
支配下選手 | |
投手 | 11 大城謙也 | 12 高田竜成 | 13 田原結維斗 | 14 朽網智大 | 15 服部雄大 | 17 久留主翔也 | 18 小川孝太郎 | 19 上野航希 | 20 神島恭平 | 22 大木翼 | 23 榊原諒祐 | 24 東瀬渉 | 28 栗山皓太 | 29 大泉駿吾 | 32 荻田歩 | 33 高良誠生 | 34 凛桜 | 35 上江洲昇平 | 36 宮林亮吾 | 37 村上遼 | 38 シモンズ | 40 棚橋大吾 | 42 ベタンコート | 43 山本恭隆 | 46 石嶺渚 | 47 福岡大輝 | 49 ディステファーノ | 53 志田陸斗 | 54 比嘉和哉 | 57 梅澤陽大 | 63 塩屋優大 | 64 江藤海 | 65 佐久間友哉 | 66 大沢樹生 | 68 グラハム |
捕手 | 27 野村俊哉 | 39 安斉健嗣 | 44 甲斐田千紘 | 51 荻原皓也 | 59 岡本仁成 | 62 前田颯真 | 67 渡辺将太郎 |
内野手 | 00 我如古忠寛 | 0 相木健大 | 2 ガードナー大和 | 4 貝塚陽輔 | 5 奥野祐也 | 6 一條聖希 | 9 ワトソン | 21 市川英祐 | 25 高田祐樹 | 26 木崎匠馬 | 30 吉原修斗 | 31 山口瑠偉 | 48 山本綜一郎 | 50 玉川光 | 55 莅戸康祐 | 58 大島創真 | 60 真壁光成 | 61 犬飼博志 |
外野手 | 1 新垣圭佑 | 3 リチャードソン | 7 水野智政 | 8 山口輝樹 | 10 大城将也 | 41 深瀬幹也 | 45 高橋葵 | 52 谷英一郎 | 56 若竹星矢 | 69 江崎剣一郎 |
育成選手 | |
投手 | 121 田畑春樹 | 126 八木雄二 | 128 正木良仁 | 132 中山志門 | 133 稲川琉成 | 136 杉本晃陽 | 168 田丸淳之介 |
捕手 | 124 於保幸村 | 135 齋藤颯 |
内野手 | 125 日下部大輔 | 130 和田勇太 | 134 赤堀匠 |
外野手 | 123 武田大騎 | 129 島村凱亜 |
神戸セネタース 2017年ドラフト指名選手 | |
新人選手選択会議 | 1位:大城将也 | 2位:山本堅 | 3位:ガードナー大和 | 4位:川島凛桜 | 5位:吉原修斗 | 6位:宮林亮吾 | 7位:鈴木光晟 | 8位:朝倉航太郎 | 9位:田村尚輝 | 10位:佐藤雄虎 |
育成選手選択会議 | 1位:渡辺将太郎 | 2位:井桁幸寿 | 3位:金谷拓海 |