この項目では、架空野球シリーズにおける架空のプロ野球選手について説明しています。実在する同名の人物については、Wikipedia:渡辺翔太 (曖昧さ回避)をご覧ください。
渡辺 翔太(わたなべ しょうた、1993年1月10日 - )は、香川県高松市出身のプロ野球選手(内野手)。
来歴[]
プロ入り前[]
高校時代は外野手としてベンチ入りし、3年春・夏と甲子園に出場。渡辺は3年春2回戦で1試合2本塁打を放つなど活躍し、夏にはベスト4入りを果たした。高校通算32本塁打。
東都に所属する神奈川産業大に進学後は1年春から長打力を生かして一塁手のレギュラーとして活躍し、これまで3部に甘んじていたチームを初の2部昇格へ導く活躍を見せた。大学リーグ通算では8季全80試合に出場し、打率.375、13本塁打。
2014年ドラフトで、東海グランパスから5位指名を受けて入団。背番号は44。
プロ入り後[]
2015年は主に二軍で「4番・一塁手」として英才教育を受け、結果ファームでは全108試合に出場。打率.280、20本塁打61打点でいきなり本塁打、打点のファーム二冠王。さらには7月に選出されたフレッシュオールスターではMVPに輝く活躍を見せた。ファーム公式戦終了後のシーズン最終盤には一軍に昇格し、昇格後の一軍残り全17試合に出場。プロ初本塁打を含む2本塁打をマークした。
2016年も二軍ではレギュラーとして規定打席に到達し、74打点で2年連続のファーム打点王を受賞。一軍ではアンソニー・カブレラの不振から後半に出場機会が増え、前年の約2倍となる38試合に出場。打率.234とやや確実性には欠けながら、7本塁打20打点とパンチ力を見せつけた。
2017年はカブレラの退団で空いた正一塁手候補の最右翼として、自己最多をさらに大きく上回る100試合に出場。規定打席には到達しなかったが、打率.235、11本塁打33打点をマークした。
2018年は一塁手のレギュラーを掴み、自己最多126試合に出場。規定打席に初めて到達し、打率.258、22本塁打67打点をマーク。7月にはプラスワン投票でオールスターゲームにも初出場した。シーズンでは打順は6番、7番を担い、チームのリーグ優勝・日本一に貢献した。
2019年は自己最多132試合に出場したが、打率は前年より低下して確実性に課題を残したシーズンとなった。オフには自身初の表彰となるゴールデングラブ賞を受賞した。
2020年は自己最多を更新する138試合に出場。打率.310、33本塁打102打点をマークして3割30本100打点をクリアし、オールスターゲーム出場、ベストナイン・ゴールデングラブ賞受賞を果たした。
2021年は自己最多140試合に出場したが、前年打率3割を記録した打棒は不振で打率.264、28本塁打に留まっている。それでも通算100本塁打と通算1000塁打を達成し、オールスターゲーム出場を果たしてオフにはゴールデングラブ賞を受賞した。
2022年は137試合の出場で、2年振りに30本塁打をマーク。打率.288、97打点をマークし、ベストナインとゴールデングラブ賞を受賞した。
2023年は6月下旬の試合で左足太もも肉離れを発症し故障離脱。一軍では7年振りに出場試合が100を割り、14本塁打を放つに留まってしまった。この年、通算500打点を達成している。
選手としての特徴・人物[]
高校通算32本塁打、大学公式戦通算13本塁打のパンチ力ある打撃が最大の売り。スイングスピードは球界でもトップクラスながら、プロに入ってからは確実性が課題となっている。
足はさほど速くないが、遠投100m強を誇る強肩。
詳細情報[]
年度別野手成績[]
年 |
球 |
試 |
打 |
打 |
得 |
安 |
二 |
三 |
本 |
塁 |
打 |
盗 |
盗 |
犠 |
犠 |
四 |
敬 |
死 |
三 |
併 |
打 |
出 |
長 |
O |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2015 | 東海 | 17 | 39 | 35 | 7 | 0 | 0 | 2 | 13 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 10 | 1 | .200 | .256 | .371 | .628 | |
2016 | 38 | 106 | 94 | 22 | 4 | 0 | 7 | 47 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 11 | 1 | 1 | 30 | 5 | .234 | .321 | .500 | .821 | ||
2017 | 100 | 336 | 306 | 72 | 8 | 0 | 11 | 113 | 33 | 0 | 1 | 0 | 4 | 22 | 2 | 4 | 66 | 10 | .235 | .292 | .369 | .661 | ||
2018 | 126 | 484 | 431 | 111 | 14 | 0 | 22 | 191 | 67 | 1 | 1 | 0 | 4 | 46 | 3 | 3 | 106 | 9 | .258 | .331 | .443 | .774 | ||
2019 | 132 | 492 | 437 | 105 | 15 | 0 | 21 | 183 | 62 | 1 | 2 | 0 | 4 | 47 | 4 | 4 | 101 | 12 | .240 | .317 | .419 | .736 | ||
2020 | 138 | 540 | 477 | 146 | 15 | 0 | 33 | 260 | 102 | 0 | 0 | 0 | 3 | 54 | 6 | 6 | 101 | 13 | .310 | .385 | .549 | .934 | ||
2021 | 140 | 591 | 503 | 133 | 23 | 0 | 28 | 240 | 90 | 0 | 0 | 0 | 5 | 74 | 5 | 9 | 108 | 14 | .264 | .365 | .477 | .843 | ||
2022 | 137 | 554 | 455 | 131 | 27 | 0 | 30 | 248 | 97 | 0 | 0 | 0 | 8 | 82 | 8 | 9 | 105 | 12 | .288 | .401 | .545 | .946 | ||
2023 | 80 | 349 | 308 | 79 | 14 | 0 | 14 | 135 | 46 | 0 | 0 | 0 | 3 | 35 | 4 | 3 | 70 | 8 | .256 | .335 | .438 | .774 | ||
通算:9年 | 908 | 3491 | 3046 | 808 | 120 | 0 | 168 | 1432 | 521 | 2 | 4 | 0 | 32 | 374 | 33 | 39 | 697 | 84 | .265 | .350 | .470 | .820 |
タイトル[]
表彰[]
- ベストナイン:2回(2020年、2022年)
- ゴールデングラブ賞:4回(2019年 - 2022年)
記録[]
- オールスターゲーム出場:4回(2018年、2020年 - 2022年)
背番号[]
- 44(2015年 - 2018年)
- 24(2019年 - )
登場曲[]
- 「ピースサイン」米津玄師(奇数打席)
- 「LOSER」米津玄師(偶数打席)
関連項目[]
東海グランパス 2024 | |
監督・コーチ | |
監督 | 74 安達真一郎 |
一軍コーチ | 77 高垣雅久(ヘッド) | 76 山口敦哉(投手) | 78 大森尚哉(投手) | 72 大嶺嘉久(打撃) | 80 早川照信(打撃) | 84 中里賢(内野守備走塁) | 75 伊地知嘉治(外野守備走塁) | 81 水沢孝人(バッテリー) | 92 小川猛也(コンディショニング) | 93 栖原直哉(コンディショニング) |
二軍監督・コーチ | 71 北村昇平(監督兼外野守備走塁) | 73 青木祐一郎(投手) | 88 成田寿浩(投手) | 86 長谷川元樹(打撃) | 82 近藤凌介(打撃) | 89 脇谷良照(内野守備走塁) | 91 高橋淳(バッテリー) | 94 日笠裕典(コンディショニング) |
三軍監督・コーチ | 96 松原拓哉(監督兼内野守備走塁) | 79 小山忠久(投手) | 85 荻原俊介(打撃) | 83 森良太郎(外野守備走塁)| 87 岡崎一矩(バッテリー) | 95 高橋雅人(コンディショニング) |
支配下選手 | |
投手 | 11 関慶裕 | 12 神野知希 | 13 荒木直矢 | 14 櫻井政康 | 15 藤澤雅親 | 16 柿原翔也 | 17 新井優翔 | 18 桑原雄大 | 19 丹羽大賀 | 20 尾崎輝 | 21 安達峻 | 23 菊池健太朗 | 26 佐伯勇吏 | 27 神坂郁祐 | 28 小松海士 | 29 宮﨑涼輔 | 30 井上雅哉 | 31 村田怜 | 32 前田蓮 | 33 十文字蒼空 | 34 大崎聖弥 | 40 河合基博 | 41 西郷悠輔 | 44 中田陸 | 48 風間由伸 | 58 マロッキ | 60 平野翔悟 | 61 大下将俊 | 63 重本駿斗 | 64 北村蓮 | 65 高瀬知規 | 67 大野翔 | 69 アリアス | 98 花田広生 | 99 ミランダ |
捕手 | 2 結城智也 | 22 子日貴啓 | 38 西尾隼汰 | 52 原敬志朗 | 57 山内航基 | 62 水谷徹 |
内野手 | 0 渡邉貴裕 | 1 清水聖貴 | 5 小野塚将崇 | 6 桜井将希 | 9 渡辺和真 | 10 森本洸佑 | 24 渡辺翔太 | 31 祖父江優也 | 36 澤井夏希 | 39 篠原智隆 | 47 高谷祐希 | 50 川島陽太 | 53 坪内加津佐 | 54 大橋優里 | 55 大下知恭 | 59 杉山悠生 | 70 佐藤涼真 |
外野手 | 7 新田拓也 | 8 上田真悟 | 25 稲垣大翔 | 35 ロドリゴ | 37 牧野敬将 | 42 ジョンソン | 45 山名星芽 | 46 吉竹力弥 | 51 折笠勇気 | 56 原口陽太 | 68 太田一星 | 90 バルデス | 97 岩城俊也 |
育成選手 | |
投手 | 201 広沢武蔵 | 211 石毛千晴 | 215 嶋孝太 | 219 田尻照喜 | 221 前原和希 | 223 浦田尚成 | 225 松尾維斗 | 231 曽我大弥 | 232 渋沢達郎 | 233 権藤崇史 | 234 米倉哲也 | 243 グリエル | 245 ヒメネス |
捕手 | 202 嶋田勇輝 | 203 小倉塁 | 208 宇佐美虎南 | 212 増田創太 |
内野手 | 204 三浦剛 | 205 野口甲斐斗 | 206 工藤大志 | 210 菅歩紀 | 213 三村雄吾 | 214 三村礼士 | 220 丸山竜平 | 226 猪子寛人 | 237 秦航祐 | 244 ペーニャ | 264 日吉健汰 |
外野手 | 209 林瑞樹 | 222 芝晶 | 224 瀬良誠 | 246 イノア |
東海グランパス 2014年ドラフト指名選手 | |
新人選手選択会議 | 1位:赤坂貴斗 | 2位:平松裕仁 | 3位:森良太郎 | 4位:内田真吾 | 5位:渡辺翔太 | 6位:山本礼央 |
育成選手選択会議 | 1位:大谷一樹 | 2位:原島優 |