渡邉 貴裕(わたなべ たかひろ、2001年7月15日 - )は、神奈川県川崎市高津区出身のプロ野球選手(内野手)。
来歴[]
プロ入り前[]
小学生時代に野球を始めた当初は投手で、その後俊足を活かすために野手に転向。中学生時代はシニアリーグに所属。
進学した宮城県の東北経済大学附属高では同学年に大宮将雅、1学年上に日下部大輔、2学年下に小西雄星らがいた。3年夏の宮城県大会では大宮とともにチームを牽引して優勝を果たし、その後の夏の甲子園でも活躍を見せて母校を初めてのベスト4に導いた。高校時代からその図抜けた守備力には定評があったが、プロ志望届は提出せず大学進学を希望した。
高校卒業後は深澤大に進学し、持ち前の守備力で1年春からレギュラーに定着。大学日本代表にも複数回選出され、ドラフトでは上位指名候補と目されていた。大学時代のチームメイトとして、3学年上に岩﨑聖也が在籍している。
2023年ドラフト4位で、東海グランパスに指名され入団。
プロ入り後[]
ルーキーイヤーの2024年は春季キャンプ、オープン戦、開幕は全て二軍で迎えて過ごしたが、その二軍では13試合に出場し打率.324と活躍。5月上旬に一軍へ昇格してからは51試合に出場、打率.205ながら守備で活躍を見せた。しかし7月下旬の試合で右手首に死球を受け骨折の重傷を負い、以降は一・二軍を通じて試合出場無くシーズンを終えている。
選手としての特徴・人物[]
50m5.9秒の俊足と遠投110mの優れた身体能力を生かした、広い守備範囲が持ち味。守備に関しては身体能力任せでなく、確かなハンドリング技術や正確なスローイング、1球ごとに守備位置を変える細やかな頭脳プレーも光る。
打撃では高校通算本塁打1本、大学公式戦通算では本塁打無しと非力さが課題だが、バットコントロールはまずまず。意表を突いたセーフティバントが武器となる。
詳細情報[]
年度別野手成績[]
年 |
球 |
試 |
打 |
打 |
得 |
安 |
二 |
三 |
本 |
塁 |
打 |
盗 |
盗 |
犠 |
犠 |
四 |
敬 |
死 |
三 |
併 |
打 |
出 |
長 |
O |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024 | 東海 | 51 | 99 | 86 | 18 | 3 | 1 | 0 | 23 | 6 | 3 | 3 | 7 | 0 | 3 | 0 | 1 | 22 | 1 | .205 | .239 | .261 | .500 |
タイトル[]
表彰[]
記録[]
背番号[]
- 0(2024年 - )
登場曲[]
- 「KICK BACK」米津玄師
関連項目[]
| 東海グランパス 2025 | |
| 監督・コーチ | |
| 監督 | 77 高垣雅久 |
| 一軍コーチ | 72 大嶺嘉久（ヘッド） | 76 山口敦哉（投手） | 73 青木祐一郎（投手） | 74 松原拓哉（打撃） | 89 柳沢浩和（打撃） | 84 中里賢（内野守備走塁） | 75 伊地知嘉治（外野守備走塁） | 81 水沢孝人（バッテリー） | 92 小川猛也（コンディショニング） | 93 栖原直哉（コンディショニング） |
| 二軍監督・コーチ | 71 北村昇平（監督兼外野守備走塁） | 79 小山忠久（投手） | 78 大森尚哉（投手） | 86 長谷川元樹（打撃） | 82 近藤凌介（打撃） | 80 渡辺和真（内野守備走塁） | 91 高橋淳（バッテリー） | 94 日笠裕典（コンディショニング） |
| 三軍監督・コーチ | 88 成田寿浩（監督兼投手） | 85 荻原俊介（打撃） | 96 下田純太（内野守備走塁） | 83 森良太郎（外野守備走塁）| 87 岡崎一矩（バッテリー） | 95 高橋雅人（コンディショニング） |
| 支配下選手 | |
| 投手 | 12 神野知希 | 13 荒木直矢 | 15 藤澤雅親 | 16 柿原翔也 | 17 新井優翔 | 18 桑原雄大 | 19 丹羽大賀 | 20 関根雅紀 | 21 安達峻 | 23 菊池健太朗 | 26 高瀬知規 | 27 神坂郁祐 | 28 小松海士 | 29 宮﨑涼輔 | 30 井上雅哉 | 32 前田蓮 | 33 平野翔悟 | 34 大崎聖弥 | 40 石川遥輝 | 43 尾崎輝 | 45 深田志翔 | 49 ピント | 50 松原翼 | 53 佐伯勇吏 | 58 マロッキ | 61 大下将俊 | 63 重本駿斗 | 64 北村蓮 | 67 大野翔 | 69 アリアス | 98 前原和希 | 99 ミランダ |
| 捕手 | 2 結城智也 | 22 子日貴啓 | 38 西尾隼汰 | 52 原敬志朗 | 57 山内航基 | 62 水谷徹 | 65 嶋田勇輝 |
| 内野手 | 0 渡邉貴裕 | 1 清水聖貴 | 5 小野塚将崇 | 6 桜井将希 | 10 森本洸佑 | 24 渡辺翔太 | 31 祖父江優也 | 35 三村雄吾 | 36 澤井夏希 | 39 篠原智隆 | 42 大谷恵雅 | 47 高谷祐希 | 54 大橋優里 | 55 大下知恭 | 56 秦航祐 | 59 杉山悠生 | 60 青木大河 | 70 佐藤涼真 |
| 外野手 | 4 リベラ | 7 新田拓也 | 8 上田真悟 | 9 大野祐希 | 25 稲垣大翔 | 37 牧野敬将 | 46 吉竹力弥 | 51 折笠勇気 | 66 本多隆之介 | 68 太田一星 | 90 バルデス | 97 岩城俊也 |
| 育成選手 | |
| 投手 | 211 石毛千晴 | 215 嶋孝太 | 216 新島蒼生 | 218 磯野拓人 | 219 風間由伸 | 223 十文字蒼空 | 225 松尾維斗 | 226 田中雄人 | 227 三島亮磨 | 231 曽我大弥 | 232 渋沢達郎 | 233 権藤崇史 | 234 米倉哲也 | 242 ラモス | 243 グリエル | 245 ヒメネス | 247 ミューレン |
| 捕手 | 208 宇佐美虎南 | 212 増田創太 |
| 内野手 | 203 倉勇武 | 204 三浦剛 | 205 野口甲斐斗 | 206 工藤大志 | 207 平田勇斗 | 210 菅歩紀 | 214 三村礼士 | 220 手塚太陽 | 244 ペーニャ | 264 日吉健汰 |
| 外野手 | 201 毛利慶次郎 | 209 谷本愛生都 | 222 芝晶 | 224 瀬良誠 | 246 イノア | 251 山名星芽 |
| 東海グランパス 2023年ドラフト指名選手 | |
| 新人選手選択会議 | 1位：澤井夏希 | 2位：菊池健太朗 | 3位：前田蓮 | 4位：渡邉貴裕 | 5位：大橋優里 |
| 育成選手選択会議 | 1位：嶋田勇輝 | 2位：曽我大弥 | 3位：渋沢達郎 | 4位：権藤崇史 | 5位：野口甲斐斗 | 6位：米倉哲也 | 7位：三村雄吾 | 8位 工藤大志 | 9位 宇佐美虎南 |