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西井 隆也(にしい りゅうや、1990年7月20日 - )は、三重県松阪市出身のプロ野球選手(捕手)。

来歴[]

プロ入り前[]

小学生時代はソフトボールをやっており、中学生時代に野球へ転向。当初は内野手で、後に捕手へコンバートした。

三重学園高では中森匠とバッテリーを組み、1年夏から強打を武器に正捕手の座を掴んで秋からは4番に座る。攻守の要としてチームを牽引し、高校通算64本塁打を記録して1年夏・2年春・3年春夏と4季で甲子園に出場した。

甲子園では、1年夏は松山亮太を擁した群馬・総武大前橋と対戦し初戦で敗退。2年春は、西井が2回戦で2打席連続本塁打を放つなどの活躍でベスト8へ進出した。3年春は準々決勝で、大塚能久を擁した神奈川・横浜中央に敗れ2年連続でベスト8。3年夏は初戦を幸先よく勝利し、2回戦で前田颯真擁する広島・関工大福山高と対戦しこれも勝利。3回戦では上田真悟を擁する岡山・山陽大附属と対戦し、俊足で知られ3年夏の大会で甲子園2回戦までに8回の盗塁企図を全て成功させていた上田を自慢の強肩で刺す活躍もあって勝利した。準々決勝も勝利するが、準決勝では大塚のいる横浜中央と対戦し、再び敗れている。

強肩強打で「高校No.1捕手」の呼び声が高く、1位指名候補としてドラフトでは注目を集めていた。2008年ドラフトでは北海道ホワイトフォックス東京ライオンズ広島ユニオンアスレチックス愛媛ブルークラウンズから1位指名され、抽選の結果愛媛が交渉権を獲得、プロ入りした。

プロ入り後[]

プロ入り1年目の2009年は、新人自主トレ中にインフルエンザにかかったこともあり春季キャンプは二軍スタート。そのままシーズンを通して一軍昇格はなかったが、二軍では正捕手として全試合に出場。打率.241、14本塁打59打点の成績を残した。

2010年も引き続き二軍では正捕手を務め、その一方で7月には初の一軍を経験。4試合でスタメンマスクを被り、プロ初本塁打も記録した。

2011年は、これまで正捕手を務めていた森本倫紀がシーズン途中にメニエール病を発症した影響で正捕手の座が空位になると、その正捕手を争い一角として一軍出場が39試合に増加。打率.207、1本塁打と持ち前の強打をアピールできなかった一方で、守備では盗塁阻止率が規定未達ながら4割を超えるなど強肩のアピールには成功した。

2012年は正捕手候補の最右翼として4年目で初の開幕スタメンマスクを任されると、そのまま正捕手に定着して自己最多の114試合に出場。打率.230、3本塁打と期待されていた打撃は振るわなかったが、強肩振りは健在で盗塁阻止率を2年連続で4割に乗せた。

2013年は打率こそ.238ながら本塁打を自己最多の7本に乗せて、7月には自身初の4番スタメンも経験した。

2014年は打率をキャリアハイの.251に乗せ、本塁打も自己最多を更新する9本を記録。自身初のタイトルとなるベストナインを受賞した。

2015年はオープン戦で死球を受けた影響で右手小指を骨折し、開幕を二軍で迎える。4月中旬に復帰以降は正捕手に復帰したが、打率.217で確実性を欠いた。一方でパワーは健在で、本塁打は自己最多の13本を記録している。

2016年も確実性のなさに苦しみ、打率が.219と伸びなかった。本塁打は2年連続で2桁の10本に乗せている。

2017年はこれまでで自己最多となる125試合でスタメンマスクを被り、打率も.231と過去2年の不振から脱した。本塁打も自己最多の16本に伸ばした。

2018年は本塁打の数こそ12本と昨季より減少したものの、打率は改善し.248をマーク。4年ぶりにベストナインを受賞し、新たにゴールデングラブ賞を初めて獲得した。

2019年は131試合に出場し、通算1000試合出場と通算4000打席を達成。打率は.230と確実性に欠けて不本意なシーズンとなった。

2020年はオープン戦で右手首を骨折した影響で開幕を二軍で過ごし、一軍復帰は6月にまでずれ込んだ。最終的には2011年以来9年振りに出場機会が100を割り込んで96試合出場に留まった。

2021年は2年振りに出場機会を100試合以上に増やしたが、廣田侑季斎藤昌磨の台頭を受けて規定打席には満たなかった。この年通算1000本安打、100本塁打を達成。

2022年は111試合に出場したが3年連続で規定打席には満たず、打率.243、8本塁打35打点と打撃成績も微減した。この年通算5000打席を達成。

2023年は打撃不振で、打率が.202と大きく低迷。さらに6月上旬には鎖骨骨折の重傷を負ってしまい、シーズンでは52試合の出場に終わった。

2024年は112試合に出場。規定打席到達はならなかったが、打率.242、7本塁打41打点と打撃成績を持ち直した。この年通算1500試合出場を達成。

選手としての特徴・人物[]

高校通算64本塁打を記録する強打と、遠投110メートルを誇る強肩が最大の武器。

捕手としてはキャッチングが上手く、投手を引っ張るリードにも定評がある。プロ入り当初は捕逸の多さと送球の粗さが課題だったが、年を経るにつれふたつとも改善している。

打撃はパンチ力こそあるが確実性に欠けており三振数が多く、打率は2割台前半に終わることが多い。低めに強く、引っ張りないしすくい上げるようにして長打を放つツボを持っているが、2024年以降は流し方向を意識することが多くなった。打撃スタイルは積極的で、初球打率が概して高い。

詳細情報[]

年度別野手成績[]

















































O
P
S

2010 愛媛 7 14 13 3 0 0 1 6 3 0 1 0 0 1 1 0 5 1 .231 .286 .462 .747
2011 39 127 116 24 4 0 1 31 8 0 1 1 0 9 1 1 32 2 .207 .270 .267 .537
2012 114 432 392 90 11 0 3 110 32 1 1 3 0 35 6 2 95 3 .230 .296 .281 .577
2013 135 484 441 105 12 0 7 138 31 0 2 2 1 38 5 2 103 6 .238 .301 .313 .614
2014 137 512 462 116 13 0 9 156 36 2 1 1 1 46 9 2 104 5 .251 .321 .338 .659
2015 130 505 451 98 9 0 13 146 46 0 3 4 1 48 8 1 94 4 .217 .293 .324 .617
2016 124 488 439 96 10 0 11 139 39 2 1 2 3 42 11 2 100 3 .219 .288 .317 .605
2017 132 519 459 106 9 0 16 163 55 1 2 0 3 56 4 1 101 2 .231 .314 .355 .669
2018 132 550 496 123 19 1 12 180 42 1 2 2 2 46 8 4 94 2 .248 .316 .363 .679
2019 131 537 492 113 13 0 11 159 41 0 0 2 3 36 9 4 105 8 .230 .286 .323 .609
2020 96 369 330 78 12 0 10 120 29 0 0 1 3 32 8 3 72 6 .236 .307 .364 .671
2021 108 405 368 88 11 0 11 132 38 0 0 3 3 28 7 3 76 6 .239 .296 .359 .655
2022 111 422 371 90 14 0 8 128 35 0 0 0 3 45 8 3 94 6 .243 .327 .345 .672
2023 52 180 163 33 6 0 4 51 15 0 0 0 1 15 3 1 38 3 .202 .272 .313 .585
2024 112 372 327 79 13 0 7 113 41 0 0 4 3 33 5 5 82 9 .242 .318 .346 .664
通算:15年 1560 5916 5320 1242 156 1 124 1772 491 7 14 25 27 510 93 34 1195 66 .233 .303 .333 .636

タイトル[]

表彰[]

  • ベストナイン:2回(2014年、2018年)
  • ゴールデングラブ:1回(2018年)
  • オールスター出場:6回(2014年 - 2015年、2017年 - 2018年、2021年 - 2022年)

記録[]

背番号[]

  • 22(2009年 - )

登場曲[]

  • 「LIFE ~目の前の向こうへ~」関ジャニ∞(第1・4打席)
  • 「夜に駆ける」YOASOBI(第2・5打席)
  • 「できっこないをやらなくちゃ」サンボマスター(第3・6打席)

関連項目[]

愛媛ブルークラウンズ 2025
監督・コーチ
監督 75 大野泰隆
一軍コーチ 77 河野雅裕(ヘッド) | 76 山田知史(投手) | 72 太田拓矢(投手) | 88 神崎眞吾(打撃) | 78 田崎直哉(打撃) | 79 小山田大樹(内野守備走塁) | 84 黄川田和史(外野守備走塁) | 85 高野久雄(バッテリー)
二軍監督・コーチ 86 長瀬雅毅(監督) | 74 宮崎琢真(打撃) | 83 大島寿憲(投手) | 73 河野峻太(投手) | 81 小森敏紀(打撃) | 71 武藤博史(打撃) | 89 谷麟平(内野守備走塁) | 80 奈良康介(外野守備走塁) | 87 三宅博章(バッテリー) | 95 松尾賢志(バッテリー補佐)
支配下選手
投手 11 西村悠祐 | 13 宮本俊 | 14 西口佳祐 | 15 横山優一郎 | 16 久保純也 | 17 小林貴将 | 18 小野田達也 | 19 藤林貴裕 | 20 古澤謙吾 | 23 澤野航大 | 24 高林敦也 | 26 加藤航平 | 29 有馬遼翔 | 30 栗林悟史 | 31 山本翔樹 | 33 鈴木宗 | 35 清家廉 | 36 奥村晴也 | 37 中村栄佑 | 38 ジョセフ | 41 マルシオ | 43 岡本研吾 | 44 長野達哉 | 47 岩井翔 | 49 マクドナルド | 50 柳沢朝陽 | 54 藤岡将磨 | 58 諸星颯 | 59 橋本祥太郎 | 60 鎌田優希 | 62 アシージアン | 64 樋口将生 | 66 清水寛幸 | 68 石井凌汰 | 70 村上航生
捕手 3 斎藤昌磨 | 22 西井隆也 | 32 廣田侑季 | 55 青木悠平 | 57 豊永将斗 | 65 大本怜人 | 69 山下涼
内野手 00 神吉颯 | 2 フーバー | 5 大熊貴典 | 7 宮野大智 | 10 木谷真太郎 | 12 福永恭也 | 28 岡海聖 | 34 瀬戸友亮 | 39 布施大輔 | 42 早坂勇輝 | 45 芦沢伊織 | 46 山崎佑生 | 48 フェリス | 52 田島虎太郎 | 56 永澤佑磨 | 61 伊藤裕大 | 67 バーンハート | 99 島崎勇士
外野手 0 千葉愛斗 | 4 池田幹也 | 6 畠山将平 | 21 河野翔希 | 27 豊島将吾 | 40 山田魁斗 | 51 新城大地 | 53 大村麗音 | 63 石黒佳樹
育成選手
投手 111 中尾啓介 | 113 猪本修悟 | 116 宇賀地秀隆 | 141 安藤大暉
捕手 103 高橋紘太郎
内野手 105 久嶋来生
外野手 101 古賀大和 | 104 前川祥樹 | 114 島田拓二郎
愛媛ブルークラウンズ 2008年ドラフト指名選手
新人選手選択会議 1位:西井隆也 | 2位:xxx | 3位:岩井翔 | 4位:吉田英基 | 5位:xxx | 6位:xxx | 7位:xxx | 8位:xxx
育成選手選択会議 1位:xxx