鈴木 光晟(すずき こうせい、1993年12月28日 - )は、東京都江東区出身のプロ野球選手(投手)、コーチ。
来歴[]
プロ入り前[]
祥愛大相模原高では投手を務めていたが、低身長が災いし3年間を通してベンチ入りがならなかった。
内部進学した祥愛大では3年春からベンチ入り。4年春にリリーフとして頭角を現したが、プロ志望届を提出したものの指名漏れした。1学年下には、のちにプロでもチームメイトとなる大泉駿吾がいた。
社会人の神田製作所に入社後は1年目から活躍し、全国大会とは縁がなかったもののプロのスカウトから注目を集めた。2017年ドラフトでは神戸セネタースから7位指名を受け、直後の日本選手権では全国大会に出場。鈴木は7回から登板し2イニングを無失点で抑えたものの、チームは初戦で敗れた。
神戸セネタース時代[]
ルーキーイヤーの2018年は春季キャンプこそ二軍スタートだったものの、アピールを重ねてオープン戦では一軍に帯同。そのまま開幕一軍入りを果たすが、登板機会がないまま先発ローテーションとの兼ね合いですぐに二軍に降格した。二軍では好調を維持し、6月からは一軍に復帰してリリーフ陣に割って入り、最終的には28試合に登板して防御率4.75を記録した。
2019年は中継ぎ陣の一角として期待されたが、不振で前年より登板数が減少。18試合に登板し、防御率7.58と結果を残せなかった。
2020年は一軍登板がなく、オフに戦力外通告を受ける。12球団合同トライアウトを受けたが獲得球団はなく、現役を引退した。
現役引退後[]
現役引退後は一般企業に就職した。2023年2月に退職し、古巣の神田製作所でコーチを務める。
選手としての特徴・人物[]
小柄ながら体全体を使ったサイドハンドから、スライダー、スラーブ、シンカーなどの多彩な変化球を投じ、緩急で相手打者を打ち損じさせる投球スタイルを持つ。
詳細情報[]
年度別投手成績[]
年 |
球 |
登 |
先 |
完 |
完 |
無 |
勝 |
敗 |
セ |
ホ |
勝 |
打 |
投 |
被 |
被 |
与 |
敬 |
与 |
奪 |
暴 |
ボ |
失 |
自 |
防 |
W |
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2018 | 神戸 | 28 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | .000 | 36.0 | 41 | 4 | 10 | 0 | 1 | 17 | 0 | 0 | 21 | 19 | 4.75 | 1.42 | |
2019 | 18 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | .000 | 19.0 | 25 | 1 | 4 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 16 | 16 | 7.58 | 1.53 | ||
NPB:2年 | 46 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 5 | .000 | 55.0 | 66 | 5 | 14 | 0 | 1 | 27 | 0 | 0 | 37 | 35 | 5.73 | 1.45 |
タイトル[]
表彰[]
記録[]
背番号[]
- 31(2018年 - 2020年)
関連項目[]
神戸セネタース 2017年ドラフト指名選手 | |
新人選手選択会議 | 1位:大城将也 | 2位:山本堅 | 3位:ガードナー大和 | 4位:川島凛桜 | 5位:吉原修斗 | 6位:宮林亮吾 | 7位:鈴木光晟 | 8位:朝倉航太郎 | 9位:田村尚輝 | 10位:佐藤雄虎 |
育成選手選択会議 | 1位:渡辺将太郎 | 2位:井桁幸寿 | 3位:金谷拓海 |