高津 裕基(たかつ ゆうき、1995年7月13日 - )は、愛知県知多郡東浦町出身のプロ野球選手(内野手)。
来歴[]
プロ入り前[]
小学生時代に野球を始め、中学生時代はシニアリーグに所属。
波多野学園高では2年秋から遊撃手のレギュラーを務め、高校通算25本塁打の長打力と俊足強肩を武器に活躍したが、甲子園出場はなし。
中部工業大では怪我もあって公式戦出場は通算4季で21試合出場に終わっているが、打率は4割を超えている。
2017年育成ドラフト2位で、福岡レッドユニコーンズに指名され入団。
プロ入り後[]
ルーキーイヤーの2018年は開幕を二軍で迎えるが、二軍で打率3割台後半をマークするなどの活躍を見せて5月上旬には支配下登録される。背番号は43。一軍では97試合に出場し、打率.242、3本塁打25打点をマークしている。
2019年は開幕からレギュラーを掴み、121試合の出場で規定打席には到達しなかったものの打率.259、7本塁打35打点を記録。
2020年は前年を上回る123試合に出場。規定打席には2年連続で到達出来ず打率は.230と低迷したが、9本塁打は過去最高。またこの年自身初のオールスターゲーム出場、ゴールデングラブ賞を受賞している。
2021年は自己最多を上回る124試合に出場し、自身初の規定打席到達を果たす。守備面では2年連続のゴールデングラブ賞受賞を果たしたほか、打撃面では3部門でキャリアハイの打率.258、11本塁打46打点をマークした。オフに背番号を0に変更。
2022年は自己最多を更新する136試合に出場。打撃成績は打率.254、10本塁打46打点と伸びなかったが、遊撃手のレギュラーは盤石なものとした。守備で多大な貢献を見せ、3年連続でゴールデングラブ賞を受賞した。この年通算2000打席を達成した。
選手としての特徴・人物[]
50m5.9秒の俊足と遠投120m超の強肩、さらにそれを生かした広い守備範囲で幾度となくチームの危機を救うファインプレーを連発する守備が魅力の選手。
打撃面ではバントが上手く、また引っ張りで打球が伸びる。
詳細情報[]
年度別野手成績[]
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年 |
球 |
試 |
打 |
打 |
得 |
安 |
二 |
三 |
本 |
塁 |
打 |
盗 |
盗 |
犠 |
犠 |
四 |
敬 |
死 |
三 |
併 |
打 |
出 |
長 |
O |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2018 | 福岡 | 97 | 327 | 285 | 69 | 11 | 0 | 3 | 89 | 25 | 6 | 3 | 14 | 0 | 25 | 0 | 3 | 65 | 3 | .242 | .310 | .312 | .622 | |
| 2019 | 121 | 428 | 378 | 98 | 16 | 0 | 7 | 135 | 35 | 15 | 8 | 15 | 1 | 31 | 1 | 3 | 85 | 6 | .259 | .320 | .357 | .677 | ||
| 2020 | 123 | 424 | 365 | 84 | 18 | 1 | 9 | 131 | 35 | 12 | 7 | 25 | 2 | 30 | 1 | 2 | 74 | 4 | .230 | .291 | .359 | .650 | ||
| 2021 | 124 | 486 | 418 | 108 | 27 | 3 | 11 | 174 | 46 | 9 | 8 | 27 | 3 | 35 | 1 | 3 | 95 | 6 | .258 | .318 | .416 | .734 | ||
| 2022 | 136 | 540 | 468 | 119 | 24 | 4 | 10 | 181 | 46 | 5 | 3 | 31 | 1 | 38 | 2 | 2 | 96 | 3 | .254 | .312 | .387 | .699 | ||
| 通算：5年 | 601 | 2205 | 1914 | 478 | 96 | 8 | 40 | 710 | 187 | 47 | 29 | 112 | 7 | 159 | 5 | 13 | 415 | 22 | .250 | .311 | .371 | .682 | ||
タイトル[]
表彰[]
- ゴールデングラブ賞：3回(2020年 - 2022年)
記録[]
- オールスターゲーム出場：3回(2020 - 2022年)
背番号[]
- 43(2018年5月7日 - 2021年)
- 0(2022年 - )
登場曲[]
- 「Mela!」緑黄色社会(第1打席)
- 「刹那」GReeeeN(偶数打席)
- 「まなざし」Honey L Days(第3・5打席)
関連項目[]
| 福岡レッドユニコーンズ 2024 | |
| 監督・コーチ | |
| 監督 | 86 佐藤宏介 |
| 一軍コーチ | 85 関根修造（ヘッド） | 73 中村義俊（投手） | 80 上杉真宏（投手） | 82 牟田篤夫（バッテリー） | 74 内山進悟（打撃） | 83 江川勇樹（打撃） | 81 平山佳樹（内野守備走塁） | 87 寺嶋和彰（外野守備走塁） |
| 二軍監督・コーチ | 79 大西裕紀（監督） | 78 野上剛典（ファーム統括） | 94 小川孝輔（投手） | 76 野澤雅崇（投手） | 91 丸山孝弘（バッテリー） | 72 斉藤彰久（打撃） | 84 萩生田元信 | 75 小山田侑司（内野守備走塁） | 77 加藤聖一（外野守備走塁） | 90 西野雄吾（育成） |
| 三軍監督・コーチ | 92 真山弘明（監督） | 88 鮫島哲生（投手） | 93 後藤裕幸（バッテリー） | 97 山田将斗（打撃）| 95 米原伸一（内野守備走塁） | 96 谷中聖雄（外野守備走塁） | 98 秋山泰造（リハビリ担当） |
| 支配下選手 | |
| 投手 | 1 関戸雅紀 | 4 フランコ | 11 鳥羽稔大 | 12 佐藤敦規 | 13 藤崎天聖 | 14 久保寺翔太 | 16 宮武史隆 | 17 宮内拓実 | 18 信原理貴 | 20 東恩納淳 | 21 清田聡志 | 25 荻野翔磨 | 27 親富祖敬政 | 28 川中尊弥 | 32 穂積一平 | 34 辻陽翔 | 36 谷村鉄平 | 38 山下洋平 | 40 小西雄星 | 42 ダーウィン | 43 田口慶太 | 47 野田海翔 | 48 仁科陽 | 50 小柴心 | 52 田村雄太 | 54 エチェバリア | 56 松浦泰貴 | 58 フォード | 59 戌亥勝 | 60 下吹越雅也 | 61 内村貴洋 | 63 青田匠真 | 64 氏家錬太郎 | 70 諸星颯 |
| 捕手 | 2 吉田央士 | 19 高倉慎太郎 | 22 小熊右京 | 46 高橋翔 | 53 沖敦己 | 66 二宮智久 | 71 森山史陽 |
| 内野手 | 00 板垣陽向 | 0 高津裕基 | 3 多田野翔大 | 6 アルカンタラ | 8 田中洸平 | 23 柏原哲親 | 26 内山永遠 | 30 桃井健太 | 31 川上耕太郎 | 35 相川孝一 | 39 福田慎也 | 41 浅野貴也 | 45 海老名慧 | 51 塩見大貴 | 55 今村悠真 | 57 藤村オースティン | 67 澤田翔真 |
| 外野手 | 5 戎伸博 | 7 小林悠貴 | 9 越智慶祐 | 10 小野蒼矢 | 24 平井奏祐 | 29 エスコバー | 33 奥川飛翔 | 37 野村翔希 | 44 梅原桜也 | 49 平木慶 | 62 今西涼介 | 65 川上黎樹 |
| 育成選手 | |
| 投手 | 125 細谷舜介 | 130 新里勇人 | 131 岡田直人 | 134 宮澤大河 | 135 川本塁大 | 140 藤原友也 | 142 ディアス | 143 荒川剛志 | 149 アルシア | 150 浅沼聖司 | 152 アルバレス | 154 梶琢磨 | 156 吉田純 | 157 武内風雅 | 158 川勝真斗 | 159 正代翼 | 161 内藤大輔 | 164 星野憲史 | 166 照屋太陽 | 168 矢田天鳥 | 169 助川琢朗 |
| 捕手 | 122 成田光太 | 127 栄真一郎 | 128 安岡大海 | 144 門田太一 | 153 細川勇樹 |
| 内野手 | 124 杉浦遼太郎 | 129 杉李人 | 136 村田響生 | 139 田村宗太郎 | 141 漆原慎之介 | 145 エレラ | 146 徳田豪 | 148 三谷卓征 | 160 前嶋博一 | 163 カノ | 165 浅川拓司 | 167 平良暁斗 |
| 外野手 | 132 山川一平 | 138 那須篤志 | 147 加藤大貴 | 162 春日龍樹 |
| 福岡レッドユニコーンズ 2017年ドラフト指名選手 | |
| 新人選手選択会議 | 1位：xxx | 2位：久保寺翔太 | 3位：越智慶祐 | 4位：小柴心 |
| 育成選手選択会議 | 1位：菊池瑛太 | 2位：高津裕基 | 3位：今村悠真 | 4位：田村雄太 | 5位：xxx | 6位：xxx |